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2017/11/30

丸っこいマッシュはクセ毛でもイイ感じに

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こんにちはメリーフヘアーの岩澤です。

最近は寒くなってきて朝起きるのが大変ですね(笑)

12月は忙しくなるのでお早目の予約お願いします!!!

 

さて今回はマッシュのお客様です。

マッシュは程よく髪にクセがあるとアンニュイな感じでいい雰囲気が出ます。

  • ・クセ毛マッシュはこう切るよ
  • ・えりあしギリギリで丸っこさキープ
  • ・マッシュのスタイリングのキモは〇○

 

 

クセ毛マッシュはこう切るよ

髪質っていろいろですよね。ヘアカタログに載っている人と同じ髪質ってなかなか分からないですよね?!

マッシュはクセ毛でも直毛でもカットばっちり出来ます!!

マッシュヘアーは表面に長い毛を作って丸みを帯びたシルエットを表現します。

 

その丸みは顔の輪郭に合わせながら(似合わせ)ウェイトを決めていくんです。そのウェイトをデザインする時にそのお客様の髪質をしっかりチェックして乾いた時にどう動くかを見ながらカットしていくんです。

左右がなるべく対象になるようにクセを見ながら、乾かしてクセの様子を見ながら慎重にカットしていきます。

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今回のお客様は左右非対称のクセがあったのでそのクセを見ながらカットをしていきました。

クセは生かすようにカットをすると程よくボリュームが出るのでマッシュヘアーには相性が良かったりします。

 

ただ、伸びるとそのクセ毛が扱いにくくなってしまったり、マッシュ特有の丸みのあるシルエットがキープ出来なかったりとデメリットもあります。

肩上のボブからショートカット(マッシュ含む)の方は1.5ヶ月~2ヶ月ぐらいでカットメンテナンスをするといい状態がキープ出来ますよ!!

 

 

えりあしギリギリで丸っこさキープ

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マッシュ特有のシルエットは襟足を短くすることでよりメリハリがつきます。えりあしを短くしながら、表面の髪を長めにしておくと自然に丸みが作れます。

 

今回のお客様は襟足に生え癖がありボリュームが出やすい癖だったのですが、その生え癖をしっかり処理しました。

そうする襟足の収まりがよくきれいなシルエットが作れます。

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少数ではありますが、後頭部の生え癖がある方がいらっしゃいます。

「襟足を短くすると浮いちゃいますよ」とか「真ん中に集まってきちゃう」とか色々ありますが、表面はそのままに見えない内側をしっかり処理しておくときれいなシルエット、丸みが表現出来ます。

 

髪型や髪質などいろいろな条件があるので、そのカットの仕方は数えきれないほどありますが、その条件を見ながらカットしていくのでお客様は乾かすだけの状態で済むんです。

特に襟足のクセの処理は経験が重要なので、ボブやショートカットの経験豊富なスタイリストに切ってもらうとイイと思います。

 

ちなみにメリーフヘアーはボブやショートカット得意ですよ!!

 

 

マッシュのスタイリングのキモは〇〇

今回のマッシュのお客様は程よくドライヤーで仕上げたラフ仕上げです。

マッシュで気をつけていただきたいのは表面のツヤ感です。

 

マッシュはもともとカットで表面の髪が一番長くカットされているので表面の髪が一番ツヤが出やすくなってます。

また、一番見える所なのでドライヤーやストレートアイロンなどでツヤを出しながらブローして、最後に流さないトリートメントやスタイリング剤で決まりです。

 

オススメは流さないトリートメントのミルクタイプ。

一年中使える万能型でツヤもキープ出来ておススメですよ!!

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トリエ/ココヴェール(流さないトリートメントミルク)

どうしても真っすぐにブローした方がツヤが出やすくまとまりやすかったりするのですが、クセをドライヤーで真っすぐにするのは時間かかりますし、梅雨時期は湿気ですぐクセが出てきてしまったりしますよね。

そんなクセ毛の方はそのクセを生かすようにラフに仕上げるのもストレスなくスタイリング出来るのでオススメです。

 

そんなラフ仕上げも、襟足をしっかりまとめて、表面のツヤをキープするようにブローすればオッケーなようにメリーフヘアーはカットします。

クセ毛の方のスタイリング剤、流さないトリートメント系は相性が結構重要なので一度スタイリストに聞いてみると自分に合ったスタイリング剤や流さないトリートメントをゲットできると思います。

 

 

今回はトリエココヴェールで自然に仕上げました。

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カラーもしているとパサつきやすくなるので流さないトリートメントは必須です。

流さないトリートメントも付け過ぎると水分と反応してせっかくブローして伸ばしたクセが戻っちゃったりするので程よく2~3プッシュ、表面と毛先中心につけてあげるとイイですね。

 

 

今回のまとめ
  • ・クセ毛マッシュもアンニュイでイイ感じ
  • ・えりあしの処理でブローの楽さが違います
  • ・マッシュのスタイリングのキモは表面のツヤでした

 

メリーフヘアー、ボブカット、ショートカットもお待ちしております。

 

2017/11/15

縮毛矯正はクセが出てきた根元をかけて(リタッチ)、ダメージを最小限に

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お久しぶりです、メリーフヘアーの岩澤です。

今回は縮毛矯正のお客様です。

 

 

今回の縮毛矯正はこんなところに気を付けました。

  • ダメージを最小限にするために現状のチェック
  • クセがしっかり伸びる薬剤選定
  • くせの強弱による施術の違い
  • ダメージ具合にあったアイロン操作

 

今回のお客様は前回の縮毛矯正から、10ヶ月経っていた状態でした。

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根元がかなりクセ出てきているのが分かります。

 

 

ダメージを最小限にするために現状のチェック

縮毛矯正はサロンの中でも強めの薬を使います。

 

薬を使う場所を最小限にしてあげることで、持ちのイイ縮毛矯正をかけることが出来ます。

 

今回のお客様の現状をチェックしました。

10ヶ月前にかけた所が、ストレートの状態をキープ出来ていることが確認できました。

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こんな場合

 

毛先のストレートの部分はトリートメント処理のみ行います。

縮毛矯正の薬は一切使わずに施術をしていきます。

 

根元のクセが出てきている部分はコスメ縮毛矯正剤とアイロン操作で施術を行います。

 

このような感じで今回の施術内容が決まりました。

 

縮毛矯正は毎回根元から毛先まで薬を塗らない

縮毛矯正の場合は毎回ストレートをかけるとよりツヤツヤになることはありません。

 

逆にダメージが進んでパサつきが出てきて、ご自宅でのスタイリング(ブロー)がやりにくくなってしまいます。

 

前回の縮毛矯正が残っていない場合は髪の毛全体にかける場合もあります。

 

基本的に縮毛矯正を継続的にされている方はリタッチ(根元の伸びてきた部分だけ)を縮毛矯正する事をオススメしています。

そうすることでストレートをずっとキープでき、持ちのイイ縮毛矯正を仕上げることが出来るんです。

 

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今回のお客様は上のくせ部分を縮毛矯正の薬で伸ばしていきます。

下のストレートの部分はトリートメント処理のみの施術をしていきます。

 

 

 

クセがしっかり伸びる薬剤選定

 

施術をするときに髪のクセをみて、クセがしっかり伸びる薬剤選定も大事な仕事です。

 

適切な時間で髪に浸透してクセが伸びるようにしていくために、数あるストレートの薬からベストな薬を使っていきます。

(メリーフヘアーは強い薬から弱い薬まで7種類の薬剤を使い分けています。)

 

その時に大事なのが、クセが出てきている髪の部分のダメージ具合です。

 

  • カラーを頻繁にされている髪
  • バージン毛
  • アイロンを毎日している髪

などで薬剤選定は変わります。

 

最近はカラーをされている方が多くバージン毛は少なくなってきています。そんなカラーダメージ具合を見ながら、触りながら薬を選びます。

 

コスメ縮毛矯正剤は化粧品登録で、カラー毛のくせ毛にダメージが少なく施術できるようになりました。

 

ダメージ毛に強い薬を使うとピンピンして自然なストレートになりません。 

 

クセの強弱による施術の違い

 

人それぞれクセが違うのもあるのですが、生えている場所によってもクセの強さが違ったりします。

 

一般的に

  • 前髪
  • もみあげ
  • 襟足
  • つむじ周り

が、クセの強い場所だと思います。

 

そのクセの強弱で施術を細かく変えて均等に伸びるようにしています。

 

 

今回のお客様は後頭部が一番クセの強い場所でした

めくってみると

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内側のクセはかなり曲者になってます。

 

表面だけではわからない所までしっかり観察して

 

  • 薬の塗り分け
  • アイロンの温度を変える
  • アイロンスルーする時間を変える

と、場所によって施術を変えています。

 

今回は根元の伸びてきたくせ部分なで、薬剤は同じ配合にしました。

 

アイロン温度とアイロンスルーの時間で差を作り、内側の強いクセもストレートにしていきました。

 

 

薬剤の塗布は繊細な技術

薬の塗布時は、根元部分とストレートになっている部分の境目をしっかり塗ります。

 

境目をキレイに塗ることで、キレイなストレートを作ることが出来ます。

 

クセの部分にクリーム状の薬を塗っていくので均等に塗るのがまた難しい作業なんです。

経験が必要な技術です。(腕の見せ所)

 

 

ダメージ具合にあったアイロン操作

 

塗布した薬を反応させて流した後は、乾かしてアイロン操作に移ります。

 

アイロンは適切な温度が重要です。

 

この温度やアイロンを入れる時間が低かったり早かったりするとクセが十分に伸びてくれません。

 

逆に必要以上に温度を上げたり、アイロンを入れる時間が長すぎるとクセが伸びるどころか傷んでしまいます。

 

適切な温度やアイロンの時間はクセの状況で判断していくので、全員同じではありません。

 

 

同じ美容院に通うメリット

 

今回のお客様は前回もメリーフヘアーで縮毛矯正をされているので、そのクセの伸び具合はカルテに書いてあります。

 

同じサロンに通うと1回目の施術の結果を踏まえて2回目の施術をします。

 

1回目の施術が90%の出来栄えなら2回目は100%に近い完成度で仕上げることが出来ます。

 

カットやカラー、縮毛矯正などお客様の髪の特徴がわかればわかるほど理想の髪型に近づきます。

 

そのクオリティーはわかりにくい微妙な差ですが、その差がご自宅での髪の扱いやすさにつながるんです。

 

アイロンを終わらせて薬を塗ったら流して乾かすだけです。

仕上がりはこんな感じで。

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ストレートにするとツヤが出やすくなります

 

もちろん扱いやすくなります。

扱いやすい髪をキープするのに流さないトリートメント(オイルタイプ)でケアがおすすめです。

 

毛先も傷みにくくストレートがキープしやすくなります。

 

内側のクセの強い部分もアイロンコントロールでしっかり伸ばしました。

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今回はリタッチストレートなので毛先はダメージはゼロ

 

根元もしっかり伸ばすことが出来たので、このままキープして、半年一回の縮毛矯正で乗り切れるとだいぶ楽ですよね(笑)

 

無理に毎回根元から毛先まで薬を付けるのではダメージがかなり進んでしまいます。

 

なるべくリタッチ縮毛矯正でケアしていくのがベストだと思います。

 

縮毛矯正をかけるタイミングは、

 

  • クセの強い方は4ヶ月ペース
  • クセの弱い方は6ヶ月ペース

 

気になるタイミングは人それぞれですが、クセ毛の方は梅雨前は確実に縮毛矯正をかけるイメージですね。

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今回のまとめ

  • 髪の現状のチェック大事です
  • 伸びる薬剤選定も大事です
  • くせの強弱による施術のコントロール
  • アイロン操作も大事です

全部大事でした(笑)

 

湘南台で縮毛矯正ストレートはメリーフヘアーにお任せ下さい。

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