2017/06/13
ツヤ感たっぷりボブの秘密
今回はシンプルボブのお客様
ボブのようなシンプルな形ほど、丁寧にカットしてあげるだけでキレイなツヤが出やすくなったりします。
そんなツヤ感アップの秘密を少しご紹介します。
まずシンプルボブのカットから
ツヤ感のあるボブカットはしっかりベースカットを切るが、きれいなツヤが出る一つのポイント。
頭の丸みと首周りのくびれをキレイに出してあげるようにベースカットをするだけで、自然にツヤがあるきれいな丸みのボブが出来ます。
頭の形や首の形は人それぞれなのでその人にあった長さ設定が重要なんです!!!
ツヤ感カットは表面になる髪を傷つけないこと重要です。
カット方法もいろいろありますが、量を減らしたり、質感を出すために使うセニングカットは使いすぎるとパサつきの原因になることもあるんです。
髪質との相性もありますが、セニングカットを使いすぎずに質感をだすカット方法もあります。
髪質や髪型、場所(セクション)によってカット方法を使い分けることでツヤ感が損なわれずにきれいなカットが出来ます。
濃いめグレーカラー(白髪染め)でツヤ感アップ
グレーカラー(白髪染め)でも使い方によってツヤ感がアップ出来るんです。
写真のお客様も白髪染めで染めさせていただきました。
グレーカラー(白髪染め)の特徴としておしゃれ染めより色素が多く入っているので普通より濃く染まるんです。それは白髪交じりの髪の状態でもしっかりと染まるように設計されているからです。
なので、白髪染めではなかなか明るく出来ないのがデメリットですが(大体9レベルぐらいまで)、落ち着いた明るさで白髪染めをすると色素が多い分しっかり染まり、ツヤがおしゃれ染めよりきれいに出ます。(ホームカラーは別)
特にきれいにツヤが出やすいのは程よい明るさの7レベルぐらい(こげ茶ぐらいかな)。この7レベルを髪のダメージに合わせて塗り分けるときれいなツヤがキープ出来ます。
毎回全体カラーをしなくてもいいお客様もいらっしゃいますので、最初から「全体染めないと」なんて思わなくてもいいんですよ。
おしゃれ染めにはないグレーカラー(白髪染め)のツヤ感もイイ感じです。
パーマと併用しないでダメージを最小限にしてツヤ感キープ
ツヤ感に大事なのは髪をダメージさせずに髪型を作っていくこと。
今回の髪質でボブを作るときに、パーマをしなくてもカットだけでメリハリのあるスタイルを作りました。もちろんパーマをした方がよりメリハリのある(ボリュームのある)スタイルが作れるのですが、ツヤ感をキープするためには無理やりパーマをかけなくてもいい場合があります。
それは髪型にあった髪質であったり、くせの有無であったりとその髪質、生え癖などいろいろな要素があるのですが、今回のお客様はパーマなしでもいけると判断しました。
無理にパーマをかけると髪は少なからずダメージをします。(傷まないパーマはありません) そのダメージはもともと持ってるツヤ感がなくなりやすくなるので、髪をダメージさせないのは絶対なんです。
そうするともともとある髪質(ツヤ感)を損なわずにカットが出来るんです。
流さないトリートメントでダメージを先回りして予防
ツヤ感にはダメージが大敵、なのでダメージしていない髪の毛でもトリートメントなどでダメージを予防するのが一番いいです。
中でも使いやすいのが流さないトリートメント。しっかり予防してツヤ感をキープできるとイイと思います。
使い方は簡単、お風呂上りで髪を乾かす前に流さないトリートメントで乾かし過ぎを予防し、ブロー後に保湿の意味でもう一度流さないトリートメントを髪につけてあげるだけでオッケー。
毎日のひと手間が髪のツヤ感をキープできるコツなんです。
詳しくは↓
まとめ
- ・ツヤ感ボブで丸みとツヤ
- ・セニングの使い方でツヤ感アップ
- ・濃いめグレーカラーでツヤ感アップ
- ・パーマとの併用しないダメージ最小限(ダメージを把握して施術を決める)
- ・流さないトリートメントでダメージを先回りして予防
ツヤ感シンプルボブみなさまいかがですか?
注文バシバシお待ちしております!!
!!
そういえばメリーフヘアーのカラー剤に新色入ってます(少し前から)
アッシュグレージュ!!
落ち着いたトーンからハイトーンまで、赤みをしっかり消してくれるグレージュ、なかなか使えます!!
この一年はベージュ単品よりグレーに傾けた色のオーダーが多かったので、この色はとてもきれいに出ます。
特に透明感を表現したい方にはおすすめのアッシュグレージュ、メリーフヘアーでも大活躍です(笑)
そのほかにも様々なカラー剤をご用意してますので「こんな感じ!」など注文お待ちしてますよ!!