2013/12/12
カラーの持ちをよくするためにするとイイ事
カラーの持ちは努力次第でよくなります。ご来店時に伝えきれないことをまとめてみました。時間のある時にでもご覧ください。
- 毎日髪を洗うシャンプーに気を遣う
- サロンでカラーをした後にご自宅でシャンプーをするまでの時間
- カラーと紫外線やコテ(アイロン)の関係性
- カラーをした後の髪のケア
毎日髪を洗うシャンプーに気を遣う
毎日髪を洗うシャンプーの洗浄力が強いシャンプーは洗うたびに色落ち度合いが強いです。
ほぼ毎日髪を洗う方がほとんどだと思いますが、毎日洗うと1ヶ月で30回、2ヶ月で60回とそのたびにちょっとずつ色落ちしてしまいます。その毎日使うシャンプーを洗浄力の弱いシャンプーを使うとその色落ち度合いが弱くなり、結果色落ちが遅くなり長く入れたカラーを楽しめることになります。
特にオススメしたいのが、弱酸性のシャンプーや髪似た成分のアミノ酸系シャンプーです。
髪の毛はもともと弱酸性で一番安定している状態なのですが、カラー剤はアルカリ性でその性質によってカラーの分子が髪の毛内部に浸透していくのですが、毎日使うシャンプーもアルカリ性(洗浄力が強いシャンプー)で洗っていると、汚れはよく取れるが髪の毛は負担がかかって色落ちが進んでしまうのです。 なので、シャンプー自体が弱酸性だと髪にも負担をかけず、マイルドに洗い上げてくれるのでカラー後のシャンプーには弱酸性のシャンプーが適していると言えます。
また、アミノ酸系シャンプーも性質として洗浄力が抑えられていてマイルドに洗い上げてくれます。アミノ酸は髪の主成分たんぱく質と特に似た成分で、シャンプーしながらも髪に必要な潤いは残したまま頭皮を洗い上げてくれる優しいシャンプーが多いのです。
正直、値段が安くないものもありますが、その分、頭皮汚れと髪の色落ち等負担をかけない優しいシャンプーが作られていると思います。
サロンでカラーをした後にご自宅でシャンプーをするまでの時間
カラーをした後の髪は24時間(できたら48時間)はシャンプーをしないほうが色落ちが少ないです。
カラーをしてから髪内部に浸透したカラー剤が安定するのには時間がかかるのです。その時間が24時間~48時間とされていて、その間はシャンプーでそのカラー剤が安定する邪魔をしないほうが定着率が上がります。当日はサロンでシャンプーするのでいいですが、2日シャンプーしないのはちょっと厳しい気もするので、翌日シャンプーするときはごしごし洗わずソフトに洗って、お湯もぬるめで洗うと髪にも優しくなります。
ちなみにカラーをした後、ジムのプールで髪が濡れたり、温泉に入って髪が濡れるのはちょっと避けたほうがイイです。プールは塩素でアルカリ性になりやすく、温泉も一般的にはアルカリ性のお湯が多いのでカラーの落ちが早くなってしまいますよ!
カラーと紫外線やコテ(アイロン)の関係性
肌が紫外線を浴びてダメージするのと同じで、髪も紫外線でダメージしてしまいます。そのダメージはカラーをした髪の毛も一緒のことです。紫外線を浴びると、カラーの持ちが悪く、色落ちが早くなってしまいます。「夏は色落ちが早いなぁ」「夏はすぐ表面がキンキン明るくなっちゃうなぁ」と感じる方も多いと思いますが、それは紫外線ダメージからくる色落ちかもしれまん。
コテ(アイロン)やドライヤーの熱にもカラーは弱くデリケートです。なるべくコテも最小限の温度で、ドライヤーも乾かし過ぎに注意すると長く色を楽しめると思います。カラーをした髪って思った以上に弱くデリケートになっていますよ。
カラーをした後の髪のケア
紫外線やドライヤー、コテ(アイロン)でも色落ちしてしまう事があるので、カラー後の髪のケアはぜひやっていただきたいです。
お店で反応型トリートメントでカラーの色落ちをなるべくしないようにしたり、ご自宅で流さないトリートメントなどで表面を守ることで外的ダメージから守りやすくなり、結果的に色落ちだけでなく髪にとっても嬉しいケアになります。
紫外線ダメージはUVカットのできる髪に使えるスプレーなどで紫外線をブロックしてあげてるといいと思います。ちょっと気を使うだけでサロンカラーを長く楽しめると思います。
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全部クリアしようとすると神経質になりそうですが、バージン毛よりカラーをした髪は何をするにもデリケートなので、優しく扱ってあげると髪もうれしいと思いますよ!