2013/11/14
子供カット(幼児カット)のカットで注意していること
たくさんのお子さんのカットをしてきた中で、特に幼児の髪をカットする時に注意していることをまとめてみました。
カットするスピード
やっぱり早いのが一番いいですよね。
お子さんのカットをするうえでとても大事にしていることがカットをするスピード。カットする時間がかかればかかるほどお子様には負担になっていきます。
慣れないサロンで知らない大人が髪を切ってくれる。緊張しない、動かないお子様はいません。最初はじっと座っていられるお子様でも5分10分と過ぎていくと、じっと座っていることが難しく、動くとまた、カットの時間が長くなってしまいます。
ベリーショートにする男の子の場合は、肌の近くでハサミも開閉しますし、動き始めるとカットできないこともあります。
なので髪をカットする時は、なるべく早く、スムーズに出来るよう注意しています。
特に小さな幼児のカットをする場合、親御さんに抱っこして髪をカットします。スムーズにカットが出来るように協力してもらうかもしれません。どうぞよろしくお願いします。
髪の長いお子様は絡みにくい髪型に
髪の毛が絡んでしまう原因はいろいろあります。例えば
- ・もともとの髪質が細く絡みやすい
- ・すきすぎて長い毛が絡んでしまう
- ・トリートメントをせず、シャンプーだけで髪がキシキシの絡みやすい状態
いろいろある中で、お子様(特に幼児)はまだ髪も未発達で細い髪が多くみられます。細い髪質は絡みやすい状態にもかかわらず、なおかつ梳いて軽くしてしまうと、さらに絡みやすい状態を作ってしまいます。なるべく毛先だけ軽くしてなじませて、軽くし過ぎないようにしてあげればご自宅でのお子様の髪のお手入れも楽になります。
なるべく肩下まで伸びたお子様の髪はトリートメントをしてあげて下さい。シャンプーだけだとキシキシで絡みやすい状態をつくっています。トリートメントは地肌には付けず、毛先になじませて流してあげるだけで絡みにくくなりますよ。(お風呂のシャンプーって子供嫌がるんですよね…)
髪を伸ばしているお子様で毛先が絡んじゃうのは、毛先が傷んでいるからかもしれません。そういった髪は毛先を切るだけで絡んでしまう原因は解消できるかもしれません。七五三等で伸ばしているお子様はご注文時にお声掛け下さい。
ベリーショートは特に耳周り
男の子に特に多いオーダーのベリーショート、小さいお子さんの髪を切るときに難しい所の一つです。それは家で髪を切ってあげるお父さんお母さんも同じ。しっかり耳周りを切ってあげることで持ちの良い髪型になります。
耳にかかる髪の毛を気にするお子さんもいるので、しっかり切ってあげたい部分です。
時間がなくて、お父さんお母さんがご自宅でお子さんのセルフカットをするときに、前髪は何とか切れても耳周りは結構難しいですよね、そんな声もいただき耳周りしっかり切るようになりました。(特にベリーショートの場合)
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先日うちの娘も初の七五三でお参りしてきました。
おじいちゃん、おばあちゃんと一緒にお参り後食事会をしてたら、朝から着物を着て疲れてしまったのか、食事中に寝ちゃいました。
お疲れさま、振袖姿すごい可愛かったよ!
頑張って伸ばした髪の毛、乾かすの大変だから、一回短く切ろうね(笑)