メリーフヘアーは理容師でも女性のカットを学びたい、興味がある人にとてもいい環境です。
そして女性のカットは楽しいですし、自分の技術の幅が広がるので学ぶことをオススメします。
岩澤も最初はメンズオンリーのバーバーで働いていました。
サロンを変えてユニセックスサロンで働き始めたときはとても緊張しました。
女性の技術のいろはもわからなかったし、カラーの塗り分けもしたことないし(根元と毛先)、縮毛矯正なんてロングの経験なかったし、ロングの髪のシャンプー難しいし…。
正直すぐには慣れないかもしれません。
でも男性の技術も女性の技術も練習をして慣れていくしかないし、最初からうまい人なんていないですよ。
でもサロンでの経験がある人は慣れるのも早いかもしれません。
理容師でも女性カットが出来ることでのメリットはたくさんあります。
- ・まず楽しい、カットできる幅がる ケミカルの知識が増える自信になる
- ・女性カットを学ぶと男性カットがより深くわかるようになる
- ・売り上げが上がる平日のアイドリングタイム平均単価→給料が上がる
まず女性のカットを学ぶのは楽しいですよ!!
メンズのカットを学んだことのある人はわかると思いますが、メンズカットってある程度型が決まっていてバリエーションが少ない印象ありませんか?
女性のカットはレングスからフォルム、質感など形のバリエーションが豊富で学んでいて飽きることがありません。
髪の状態(毛先の傷みなど)が男性よりシビアで、
「傷んでいるけどパーマをかけたい」
「細毛に縮毛をかけたい」
ブリーチオンカラーなど髪の状態を的確に判断して薬剤選定をしないと仕上がりが悪くなります。
なので女性のお客様を担当する理容師はケミカルに強くなっていくんです。
ケミカルにシビアでないと痛い目見ます
男性だけではなく女性もカットが出来るようになると自信もつきます。
理容師だから美容師と違ってカット出来る幅が少なくて肩身が狭くないですか?
旦那さんの紹介で奥様や娘さんをカットする時に自信を持ってカットしたくないですか?
そんなめったにない紹介のチャンスを逃がしたいくないですし。
女性カットを学ぶと男性カットがより深くわかるようになる
女性カットを学ぶといつものメンズカットの同じ繰り返しのようなサロンワークではなく、フォルムやシルエット、質感など男性カットだけでは追及しにくい部分まで考えることが出来るようになります。
メンズカットは動かす(ワックスなどで)スタイルが多いので長さを切って軽くする、もしくは刈り上げるなどが主ですよね。
女性カットは軽くするというよりもシルエットやツヤ感、フォルムなど女性のヘアカタログを見てもわかるように多様化しています。
その一つ一つを勉強することで自分の武器となり求めているもの、顔の似合わせなどたくさんの引き出しが出来るようになるのです。
女性カット勉強した後でメンズカットをもう一度考えると、表現方法が広がり、より男性から指名される理容師になることが出来ます。(遠回りのようですが自分が一番実感できます)
スパーキーな刈上げやベリーショートは理容師としてもちろんですが、ボーダレスなカットだったり、アンニュイなメンズカットが上手くなりますよ。
アップやアレンジを学ぶとより技術の幅が広がります。
バランス感覚やTPOに合わせた提案などが必要になりますからね。
詳しくはこちらをどうぞ
平日のヒマな時間の集客につながる(結果給料が上がる)
理容室って男性がメインターゲットの仕事ですよね。
理容室は忙しいときと暇な時の差が激しく、土日はめちゃくちゃ忙しいのに、平日の日中はヒマな時が多いです。
その分土日に頑張らなくてはいけなくなり体力が大変になります。
女性カットが出来るようになると平日のヒマな時間に女性の集客が出来ます。
そうすると土日にめっちゃ頑張ってカットをこなさなくても平日のアイドリングタイムで売り上げを安定させることが出来るんです。
平均的に仕事が出来ると忙しいから早くこなさなくてはいけない状況になりにくく精神的にも落ち着いて仕事が出来ます。
そして平日もまんべんなく仕事が出来ていると歩合給が上がり結果的に給料が上がります。
メリーフヘアーの給料計算は歩合給も売り上げによって変動するので稼いだ分給料が上がりますよ!!
例えば
女性を担当してケミカルに強くなった例
例えばこの女性のパーマの薬剤選定の場合
(カット後)
毛先のトーンが上がっていて表面のレイヤーの部分はダメージがあります。
ネープはダメージが少ないので全頭一緒のパーマ剤だと仕上がりにかかっている所、かかっていない所の差が出てきてしまいます。
ワインディングをしてパーマ剤を塗布するのに表面の黄色のロッドはシスを塗布して、それより下のダメージが少ないエメラルドからはチオシスでダメージを配慮しつつ塗り分けます。
表面は柔らかい質感にするために角度をつけてワインディングしています。
塗り分けでダメージコントロールをしつつのパーマで手触りも良く仕上げます。
特にワインディングの時に必要以上に前処理でトリートメントをせずにスマートに還元させてあげることで一液の放置時間を短くしています。
前髪もしなる質感がほしかったのでゆるくピンパーマ。
仕上がり短めのピンパーマはリッジが出やすいのでこのピンパーマの部分も一液をシスに設定してます(塗布順序も最後にしてダメージ最小限に)
(スタッフの楠原です。)
女性の場合、前髪など毎日の自宅でのスタイリングでコテやアイロンを使っていることも多く薬剤選定には特に気を使います。
ダメージ毛にパーマの場合は中間水洗の時間とローラボールの使い方がとても重要で、少ないアルカリで髪の表面のキューティクルを傷めずに還元剤を髪内部に浸透させるのが女性のパーマで手触りをよくするコツです。
ムースやワックスなど日々のスタイリング剤によってもパーマの強さのコントロールをしたりします。
女性カットを学ぶと男性カットがより深くわかるようになる例えば
女性カットを学んで男性のカットに生かせるのは特に男性のミディアムからロングの髪型です。
ボブベースのアンニュイなメンズカットやロングのパーマなど女性のシルエットや質感を学んだあとはメンズのカットがより楽しくなります。
女性でベースカットをたくさん学ぶので男性のラフで崩したボブやロングも深みがあるスタイルを作ることが出来ます。
提案の幅が広がるのが自分でも実感できます。
メンズボブもさらっと切れちゃいます。
売り上げが上がる平日のアイドリングタイム平均単価→給料が上がる
メリーフヘアーの平日AM9:00~PM5:00までのお客様男女比は男性2:女性8です。
床屋さんや理容室ではヒマな時間帯に女性客を取り込めると、土日に無理にたくさんのお客様を施術しなくてよくなるので、体力的、精神的に落ち着いて仕事が出来るようになります。
女性客はカット以外にカラーやパーマなどの施術が圧倒的に多く、平均単価も上がります。
結果売り上げが平日、土日限らず平均的に取れるようになり、安定した経営となります。
そうするとスタッフ還元率の高いメリーフヘアーなどは給料が上がるのです。
アシスタント時代にどれだけたくさんの技術を学べるかの環境の違いで、スタイリストになった時の給料に違いが出るのです。
平日の集客が理容室にとても大切なんです。
とはいっても理容室登録のサロンで女性カットを学べるサロンって少ないですよね。
そんな理容師でも女性も男性も担当したい、興味がある人に学びの場として来ていただきたいのがメリーフヘアーなんです。
ウィッグ練習だけでは一定以上の上達はありません。
女性の接客をしつつ現場で常に技術が出来るメリーフヘアーは女性カットに興味のある理容師にうってつけの環境になってます。
中途でメンズオンリーのサロンからユニセックスサロンに転職する場合はその女性の接客に対する不安があると思います。
メリーフヘアーの女性客の客層はナチュラル、カジュアル系のお客様が多いです。
コンサバ系のコテで巻き巻き系や、モード系の原宿系は来ないです。
子育て世代のお客様も多いので大人世代でイケイケのイメージではなく落ち着いたお客様が多いです。
作らず自然体で接客できる優しいお客様が多いので慣れるのは早いと思います。
逆に今までメンズオンリーのサロンで働いていた理容師からすると女性カットを学ばなくても食べていけるし今更勉強する必要ないのではないか?
と思いませんか?
メンズオンリーのサロンでも理容師として生活も出来ます。
そう、メリーフヘアーのお客様の男女比は50%50%なので女性の施術やカットに興味がない人には向かない職場になります。
レディースカットを学ぶなら年間女性客人数1500人(延べ人数)のメリーフヘアー。
女性客の圧倒的経験がつめますよ!