2017/08/22
ぱっつんボブはハンドブローで乾かすだけ(乾かしかたのポイント解説)
こんにちは、メリーフヘアーの岩澤です!
今回はワンレンボブのお客様。
肩にあたらないながさでのボブはブローやスタイリングが楽なスタイルが多くあります。
今回もそのスタイリングがしやすくハンドブローで収まるスタイルです。そんな楽チンな髪型にはいろいろとポイントがあります。
- ・潔く肩上で切ると毛先がはねない
- ・直毛よりクセ毛の方がまとまる場合もあり
- ・乾かし方もワンポイント
潔く肩上で切ると毛先がはねない
ボブの最大のメリットはスタイリングのしやすさです。スタイルの好みなどもありますが、ボブはとにかく楽でシルエットがキレイに出ます。
毛先がはねる理由はいろいろありますが、その一つに長さがあります。
頭から肩までのシルエットを横から見るとわかるのですが波を打つように湾曲してます。
他のお客様も
その湾曲の肩や首の付け根にあたってくると必然外にはねやくすなっちゃうんです。(身体の形がそうなってるから)
だから物理的にはねない長さって丸みが内側を向いている襟足だったり首の中間あたりだったら、クセがなければ絶対はねないんです。
後頭部の丸みも頭の丸みを利用して首に向かって内側に入るように長さ設定とカットをすればはねにくいカットになるんです。
カットも後頭下部の髪がたまりやすい所をキレイに処理していくと柔らかい丸みが出やすくなります。ココが腕の見せ所(笑)
肩にあたるぐらいで結べる長さをキープするのも結べて楽ですが、おろした時になんとなく決まらないのは長さが中途半端なのかもしれないです。
ハンドブローで決まるには潔く肩上のくびれているところで切ると楽ですよ!!
直毛よりクセ毛の方がまとまる場合あり
今回のお客様は毛先にクセが少しあるお客様なんですが、今回の髪型でいうと、このけさきのクセがちょうどよく内側に入るクセになってパーマいらずの丸みを作ってくれてます。
クセをそのまま生かせれば、パーマをかけなくていいので髪にダメージはありません。ダメージがないのは髪のコンディションがイイ証拠です。ブローが決まります。
クセが収まる所を見極めてカットできると一番いいですよね!!
クセをうまく生かすために髪の質感は重めにしました。
一般にクセは梳いて軽くし過ぎると余計にクセが出てしまったり、パサつきになって出てきたりします。今回の髪型も表面はほぼ梳いてません。そのぐらいの方がクセが出過ぎず、まとまりやすいからです。
乾かし方もワンポイント
ボブの後ろを自分で乾かすときもワンポイントあります。
と言ってもすごい簡単です。
後ろを乾かすときは、後ろを左右で分けるイメージで、
右側を乾かすときは左手でドライヤーをもって右側を乾かして、左側を乾かすときは右手でドライヤーをもって左側を乾かすだけです。
こんな感じです。
乾かすときは上から下に乾かすとはねにくいので、対角線上に斜め下を乾かすイメージで風を当てるとかなり収まりやすくなります。
ドライヤーを持ち替えて乾かすのがポイントです。(ずっと利き手で乾かすとどちらかがはねやすくなります。)
乾かす時間は変わりませんが、ちょっとした乾かし方で仕上がりが全然違ってきますよ!!
パサつきやすいくせ毛さんは流さないトリートメント(ミルク)で保湿をお願いします
クセ毛さんはパサつきやすいのでブロー前後で流さないトリートメントをしっかりつけてケアすることで毛先のまとまりやすさがアップします。
何回も登場のトリエのココヴェール。ココナッツオイル配合で、髪をうるおしながら、紫外線などから髪を守ってくれます。
毎日ちょっとづつのケアが朝のまとまりやすさを作ります。
きょうのまとめ
- ・首ラインで切るとはねにくいですよ
- ・クセ毛をいかすカットも重要
- ・対角線で乾かす後頭部
- ・流さないトリートメントで毎日のケア大切に
メリーフヘアー、来週から夏休みに入ります。ご迷惑をおかけしますがどうぞよろしくお願いいたします。