2017/10/08
ブリーチオンカラーで赤み抜きアッシュベージュ完成
こんにちは、メリーフヘアーの岩澤です。
今回はブリーチをしてもう一回色を重ねるダブルカラーのお客様です。
最近のカラーは透明感をしっかり出す寒色系(アッシュ、グレージュ、ベージュなど)がオーダーでとても多くブリーチの登場回数がメリーフヘアーでも増えてます。
しっかりブリーチで抜いて赤みを取ることで独特の透明感を出すことが出来るんです。
今回のカラーはこんな感じ
- ・一回ブリーチでしっかり抜く
- ・水塗りオンカラーでダメージを最小限に
- ・立体感アップ、実は塗り分け
- ・ショートボブでカラーを楽しむ
一回ブリーチでしっかり抜く
ブリーチはサロンでもダメージの多い施術の一つです。ダメージがあるので、希望の明るさまで色を抜くのになるべく一回でしっかり抜いてあげると髪のダメージが最小限に抑えられます。
しっかり明るくしないとダブルカラーの透明感ある色が入らないので、明るくしないといけないのですが、その工程は二回で抜くより、一回で抜く方が髪のダメージは少なくて済みます。
ブリーチで抜くとなったら、がっつり一回で抜いてあげるとその後のオンカラーの持ちも良くなりますし(ダメージが少なめだから)、施術時間も少なくて済みますしイイ事が多いです。
ブリーチ後
しっかり抜くにはブリーチをタップリのせること、それにつきます。(笑)タップリのせることで、反応よく脱色が出来るのでダメージ最小限でブリーチすることが出来るんです。
水塗りオンカラーでダメージを最小限に
しっかり脱色したら今度は透明感ある色を塗っていく作業です。脱色をした後だと地毛からカラーをするよりも断然透明感ある色を表現できます。
今回はアッシュベージュで赤みのある色とは正反対の色を塗っていきました。
塗っていくときはダメージも配慮して髪が濡れた状態からの塗布になります。(ケースによって違いますが。)
水塗りのメリットは塗布がスムーズに出来るので仕上がりが早いことと、髪への負担が少なくなる所です。
オンカラーはリフトアップはしないのでブリーチでキューティクルが開いてる状態の所に色を入れるだけです。なので水分で膨張している髪に塗っていくのはとてもメリットの多い塗り方なんです。(ブリーチ流した後乾かすのも時間かかりますしね。)
ブリーチ毛は乾かすとコーミングで引っかかりやすいのもあるので水塗り多用します。
カラー後はこんな感じ
今回もお客様も水塗りで早く塗ってしっかり反応させて色を定着させています。(しっかり反応させると色持ちがよくなりますgood!)
立体感アップ、実は塗り分け
オンカラーでも立体感を持たせるために根元と毛先のトーンを変えて塗り分けています。
例えば根元6.5トーン、毛先8トーンという具合にすると根元と毛先のグラデーションを同じ色で作って立体感を作っています。
全部同じ色で塗るとのっぺりした印象で自然な感じではないので、ちょっとした作業でグラデーションを作ると染めたてから自然な仕上がりになります!!
配合はその人によって違いうので毎回ブリーチの抜け具合を見ながら裏でマニアックに作っています(笑)
根元を濃いめのカラーで塗っておくと時間がたっても自然なグラデーションで色落ちしていくので境目がぼけます。(一色染めより)
このひと手間が大事です(笑)
ショートボブでカラーを楽しむ
前回カットから二か月たっていたのでかなりぼさぼさ気味だったのを、カラーとカットで軽さのあるボブにしていきました。
地毛はかなりストレートな髪質なので前回パーマをしています。今回も毛先にパーマがかるく残っているので動きも出しやすくイイ感じです。
ショートやボブなどで変化のないカットに飽きたときはカラーでガラッとイメージを変えるのもイイですね!!
髪が短い場合はもともとのダメージも少ないことが多いのでカラーの入りも良く、色もキレイに入ります。
ダブルカラー、昔よりカラー剤の進化でいろいろな色がダメージ少な目で楽しめます!!!
ダブルカラー、デザインカラー、メリーフヘアーにお任せ下さい!!