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2017/06/20
硬い髪、直毛のお客様にショートボブのご提案
今回はショートカットのお客様
今回のお客様は髪の量が多く(多毛)、髪が硬く(硬髪)、ストレートな髪(直毛)。
髪質によって悩みは様々ですが今回のお客様の髪のお悩みは
- ・多毛ですぐ重くなる(特に襟足)
- ・硬髪で動きが出にくい、出しにくい
- ・短く切ると膨らみすぎてバランスが悪くなる
などなど
髪質や髪の生え方によって悩みは人それぞれですが、選ぶ髪型によって髪質との相性が結構あります。 今回の髪のお悩みはショートカットにすることで解消出来る事が多くそのあたりをまとめてみました。
多毛ですぐ重くなる(特に襟足)
多毛のお客様でカット後、時間がたって重さを感じる所は特に襟足が多く
このお悩みはショートカット~ボブカットで襟足にグラデーションという切り方で首周りにくびれが出来るようにカットするとスッキリすることが出来ます。
「グラデーション」や「グラ」と呼ばれる切り方は聞いたりして知っている方も多いと思います。
そのグラデーションという切り方は襟足が短く、徐々にトップに行くにしたがって長くなる切り方です。
頭の形や髪の多さなどを考えながら長さを決めカットしていくとどんな方でもキレイな丸みが後頭部に作ることが出来ます。
このグラデーションという切り方は多毛の方にも適していることが多く、重さが出やすい襟足付近を単純に梳く(軽くする)だけではなくしっかり長さ設定をしてカットしてあげるだけでメリハリのあるしかも襟足スッキリの丸みを作ることが出来ます。
グラデーションという切り方の最大の特徴は自然な丸みが乾かしただけで作れるという事です。
単純に髪の量を梳いただけでは自分でブローをしないとキレイな丸みは出にくい場合が多いので、しっかりとベースカットをするのが重要なんです。
硬髪で動きが出にくい、出しにくい
硬髪で動きが出にくいときは表面に軽くレイヤーを入れるとふんわり動くスタイルが作りやすくなります。
過度に入れすぎると膨らみ過ぎ収まりが悪くなってしまうのでお客様にあったレイヤーの幅で適切にカットしてあげると硬髪でも自然なふんわり動くスタイルが出来ます。
今回の髪型もショートボブなのでレイヤーを入れても馴染みやすくスタイルとの親和性もいいので硬髪の方は一度ショートボブまでカットしてみるとスタイリングが楽になると思いますよ。 特に硬髪で直毛の方でふんわり動く髪を作りたい場合はパーマを緩く当てるのも有効な手段だと思います。
パーマ自体は2回転弱で自然なくせ毛ぐらいの質感にしてあげると、ショートボブでもボーイッシュになり過ぎずにツンツンしがちな質感を柔らかい優しい印象に変えることが出来ます。 ショートカットの場合は全体にパーマをかけなくてもいい場合も多く、お試しでやりやすいかもしれませんよ!
髪を短く切ると膨らみ過ぎてバランスが悪くなる
今回のお客様の場合、特に右側が膨らみやすいのですが、膨らむ理由は人それぞれです。
サイドの髪が横に膨らんでしまう理由は
- ・髪の生え方
- ・頭の形
- ・髪の質
などいろいろな要素が絡んできます。
それぞれ対処は違うのですが、今回は逆にサイドが収まる長さ設定(耳たぶライン)でカットをさせていただいたのでスタイリングも簡単。
サイドが膨らむのは顔が大きく見えがちなのでサイドは収まる長さをしっかり見極めてカットさせてもらってます。
ショートがお好きな方は自分の髪を短くしたときの特徴を覚えておくと(例えば前髪が浮くや襟足が立つやサイドが膨らむなど)スタイルチェンジの時にスムーズかもしれませんね。
そんな硬髪、直毛のかたにオススメのスタイリング剤はこちら
流さないトリートメントなんですが、整髪力も少しありまとまりも持続するミルクタイプの流さないトリートメントです。
硬髪の方は髪のパサつきというよりまとまりがなくなりがちなので、流さないトリートメントの中でも整髪力もあるタイプを使うとピンピンはねる毛を馴染ませてくれたり、必要以上のパサつき、ダメージを抑えてくれたりします。
これはトリエ ココヴェールといって、メリーフヘアーでもいつも使っているのですが、ココナッツオイル配合で、髪をうるおしながら、紫外線などから髪を守ってくれます。 香りもココナッツとラフランスの香りで香りでも癒してくれます。 気になる方はスタッフにお声がけ下さい。使い方などいろいろお伝えしますよ!!
まとめ
- ・多毛ですぐ重くなる襟足はスッキリくびれを作るように
- ・硬髪で動きが出にくい時は程よくレイヤーをいれる
- ・膨らまないバランスでサイドはカットが重要
- ・流さないトリートメントで硬髪にもまとまりをもたせるとgood!