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2022/06/13

ショートの縮毛矯正は毛先の処理がとっても重要【お客様の髪】

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今回は縮毛矯正のお客様。

 

湿気だったり、汗かいてしまったりと、クセが出やすい状況が多くクセ毛の方は悩まれる季節、そんな季節にもってこいなのが縮毛矯正です。

 

一般的に縮毛矯正はミディアムからロングの長さの髪が多く、それなりに理由があるのですが、肩上のショートのお客様もいらっしゃいます。

 

縮毛矯正のショートで気を付けていること

ショートの縮毛矯正は薬剤選定以外に、知識と技術が必要になります。

そんな縮毛矯正でも難しいとされるショートの縮毛矯正で、気を付けていることをまとめてみました。

 

  • ショートだとぺったんこになりやすい
  • ショートでも長持ちさせる縮毛矯正
  • 毛先がストレートすぎると変になる
  • 地毛のくせと馴染むような自然なストレート

 

 

ショートだとぺったんこなりやすい

 

ショートの縮毛矯正はロングやミディアムのように根元ギリギリから縮毛矯正をかけてしまうと、すっごいぺったんこになります。

 

いかにも縮毛矯正かけたなぁって感じの仕上がりです。

 

そうならないように、根元ギリギリではなく、根元から少し距離をあけて薬剤を塗ります。

 

この根元を少しあけて薬を付けるのも、ショートの形によって、場所によってその範囲をコントロールするのが重要なんです。

 

今回のお客様の場合

縮毛矯正ショート1.png

 

ショートのぺったんこ縮毛矯正の印象が付きやすいのが、ハチ上の部分なんです。(上のピンク部分)

 

その部分をふんわり仕上げるために、根元ギリギリからあえて塗らずにふんわり距離を置いて塗ります。

 

襟足の黄色部分はタイトに仕上げるため根元ギリギリから塗布してシュッとさせます。

 

そうするとシルエットにメリハリが効いてショートの縮毛矯正でも自然なストレートになるんです。

 

なので、

ハチ上は少しあけて塗布しながら、ハチ下(特にネープ)はしっかりギリギリから塗布してぺったんこにする。

 

横から見たときにくびれがしっかりできるように薬でもシルエットのコントロールをします。

上ふんわり、下はシュッと。ショートはこれが重要!!!

 

 

ショートでも長持ちさせる縮毛矯正

 

ショートの縮毛矯正は一般に持ちが悪いと言われます。

 

かけている部分が短かったり、髪自体に重さがないので下に引っ張る力が弱かったりします。

 

どうしても、ロングとショートで比べるとショートは持ちが悪いです。

そんな中でも持ちのいいショートの縮毛矯正を作ります。

 

持ちのいい縮毛矯正は施術中にタンパク質を補充していきます。

どうしても縮毛矯正は施術中に栄養分が流れ出てしまい、髪がダメージしやすくなります。

ダメージすると縮毛矯正の持ちが悪くなるんです。

 

そのダメージを未然に防ぐことでショートでも持ちのいい縮毛矯正を作ることが出来るんです。

 

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内部まで栄養がぎっしり詰まった状態で縮毛矯正をすると、真っすぐが長持ちします。

 

メリーフヘアーではショートでもロングでも縮毛矯正の施術中にタンパク質補充をしています。

 

タンパク質補充のトリートメントは業務用のシステムトリートメントの中から厳選したものを使います。

 

 

 

毛先がストレートすぎると変になる

 

縮毛矯正の最大の弱点はストレートすぎちゃうと、変になるという事です。

 

この毛先の処理はショートに限らず重要なんですが、今回も毛先がストレートになり過ぎないように施術しました。

 

全体縮毛矯正の場合は特にやりやすい毛先の馴染ませ縮毛矯正。

 

毛先の柔らかい質感はカット直後だけではなく伸びてからも自然に馴染むのでよりナチュラルになります。

 

縮毛矯正は単純にまっすぐにすることはそこまで難しくありません。

毛先の質感調整や、柔らかくまっすぐにすることは技術と経験が必要です。

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今回もお客様の要望でまっすぐすぎないナチュラルな縮毛矯正を希望されていました。

 

髪型との相性も判断して毛先の処理をしています。

 

 

毛先の馴染ませ方はメンズショートの縮毛矯正の経験値が活きてくる

 

メリーフヘアーはメンズ縮毛矯正もたくさんのご来店があります。

メンズ縮毛矯正は塗分けが女性のショートの縮毛矯正よりもっとシビアです。

 

10センチ未満の髪に2種類の薬剤を塗分けて自然な質感を作っていきます。

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塗分けと薬剤選定の的確さがあるとできる毛先の馴染ませ縮毛矯正。

 

メンズ縮毛矯正での実績が女性の縮毛矯正にも活きてきます。

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ショートの縮毛矯正は部分的にかけることも有効です

「ショートのぺったんこ縮毛矯正は変だからいやだけど、クセがまとまらない。」

 

っていう方結構いらっしゃいます。

 

癖の強さは場所によって個人差があります。

 

 

メリーフヘアーでは部分的にかけることもオススメしています。

  • 前髪ともみあげ
  • ボリュームでる下半分
  • 表面のアホ毛対策で上半分

 

いろいろな場合があります。

 

基本は全体に縮毛矯正をかけて質感を統一した方がやりやすい場合がほとんどです。

 

ただ、ショートに限って言うと、気になるパーツのみにかけた方がいい場合もいらっしゃいます。

 

部分的に縮毛矯正をかける場合はより地毛に馴染むよう施術します。

 

コスメ縮毛矯正剤を使ってピンポイントに優しく、丁寧にかけていきます。

 

部分縮毛矯正は全体とのバランス感覚がとても必要です。

 

部分縮毛矯正は全体縮毛矯正よりもカウンセリングに時間がかかる場合が結構あります。

(地毛と馴染ませるのに薬剤選定やブロッキングやら神経を使うからです)

 

ショートの縮毛矯正やメンズ縮毛矯正をたくさん施術しているメリーフヘアーなら安心ですよ。

 

 

 

今回のまとめ

 

  • ショートは上がふんわり、下はシュっと
  • 縮毛矯正はロングが最強持ちがイイ
  • 毛先なじませる縮毛矯正で自然に見えますよ
  • 部分縮毛矯正もかなり楽になります

 

縮毛矯正は施術時間が長いけどやってしまったら、その朝の楽さにびっくりすると思います!!やったことがない方も一度お試しあれ~!!

 

 

 

 

 

!!

今年も梅雨が始まってしまいましたが、この2022年の梅雨に向けて、縮毛矯正に向けてメリーフヘアーは新しいアイテムをゲットしました!!!

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じゃん!!!

業界屈指のメーカーのADSTプレミアムゲットしました~!!!

 

最近縮毛矯正のお客様が増えてきて、旧アイロンの性能にちょっと物足りなさを感じていたんです。

ADSTのアイロンは高価なのですぐに買えるものではなく、今年入ってからずっとストレートアイロンを吟味していました。

でもやっぱりADSTのアイロンほしくなって、梅雨前の先月ゲットしました!!

 

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さっそく開けます!!

 

わーいわーい!!

 

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パカっと!

 

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半年待っていた実機!!

 

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説明書じっくりと。

 

 

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プレミアムはここに載ってました(笑)

 

 

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そしてめっちゃ満足の笑み!!

 

 

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このADSTすごいんですよ!!

温度が表示されていたり

 

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設定温度で青バックライトになり、熱キープがすごくて、髪を熱処理した時の温度の下がりが全然なく、アイロンのかかりムラが全然ないんです!!(これ凄い事なんですよ)

 

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プレートは溝があって水蒸気を上手にサイドに逃がしてくれたり、

 

反対のプレートは

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プレス圧を均等にする溝があったりと、機能がすごい!!

 

一回使っただけで旧アイロンとの違いがすっごいわかるめちゃすごアイロンなんですよ!!

これは皆さんのクセをのばしに伸ばす事しか考えられないです。

 

今年の縮毛矯正ストレートは何百人来てもADSTがあれば百人力ですわ~わはっは~!!!

 

という事でメリーフヘアー縮毛矯正ストレートバージョンアップでたくさんのご予約お待ちしております。

施術時間が長めなのでお早目のご予約をよろしくお願いいたします。