2020/07/08
縮毛矯正の値段の平均は?
今回は縮毛矯正の値段について現役スタイリストの目線から書いてみようと思います。
値段が美容院によって差があるメニューです。
すでに縮毛矯正をしている人でも初めて縮毛矯正をかける方でも気になる値段の平均や相場など値段の違いはなぜうまれるのか疑問ですよね。
- ・初めてかける人で縮毛矯正高いから相場を知りたい
- ・なんで値段が高いのか知りたい
- ・学生の値段も学割ないのか知りたい
- ・高いところから安いところに行く人もなぜ値段が違うのか知りたい
- ・安くできる方法はないのか
- ・部分で悩みは解消できるのか
縮毛矯正の値段・平均は?
縮毛矯正の施術にかかる値段はストレートパーマに比べて割高です。
種類やロング料金、美容院によって差はありますが、概ね1.5~2万円が平均です。クーポンや学生割引を使えば平均で5000円~1万円と安くかけれるところもあります。ストレートパーマより3000円から5000円程度高めの価格で設定されているのが相場です。
縮毛矯正の値段は美容院によってほんと様々です
縮毛矯正だけの値段だったりカットが入っていなかったりカット込みだったりロング料金があったりとお客様からするとちょっと分かりにくいメニュー表記 のところもありますよね
後は東京都内札幌大阪福岡名古屋などの都心部とあとベッドタウンなどの地方郊外などの所ではまた料金設定が違います
高級店では3万円から10万円などの縮毛矯正もあり芸能人なども定期的にかけ直しています。
それには場所に対する家賃が含まれている部分も多くより高級志向な美容院は縮毛矯正も高い設定で特徴です
毛先にデジタルパーマなどでカールさせるストレートとカールの同時進行のメニューもあります
髪の毛をまっすぐにするメニューとすると縮毛矯正ストレートパーマ髪質改善、低温ストレートなど様々なメニュー展開がある中で縮毛矯正はその中でも高い値段であると言えます
縮毛矯正の値段って他のメニューと比較して高いの?
縮毛矯正に限らずな部分もありますが、縮毛矯正の料金設定は主に美容師の技術料や使用する薬剤の価格で決まっています。
まず縮毛矯正はお客様からお金を頂くまでのスキルや知識になるまでにとても経験や勉強が必要です
カットやカラーと比べても縮毛矯正を綺麗にまっすぐストレートにするための知識は他のメニューよりも群を抜いて覚えることが多く失敗するとダメージして髪がチリチリになると言うハイリスクもあるためたくさん勉強しなければなりません
知識や技術を提供するとなるとどうしても料金設定は高くなります
縮毛矯正の技術料に加えて薬剤を使うためその仕入れ値も加味されます
縮毛矯正の薬剤も様々なメーカーがあり高い高い薬剤からやすい薬剤まであります
高くて良い薬剤を使っている美容院はそのぶん値段も高くなる傾向です
技術や知識薬剤の価格などで縮毛矯正の料金が決まっていますがお客様からすると値段だけで縮毛矯正の良し悪しは判断しづらいと思います
が料金値段はこのような感じで決められています
当店の縮毛矯正の料金について
ちなみに、リリーズヘアーでは縮毛矯正の料金が14000円と少しだけ高めです
その理由は薬剤を常に新しい縮毛矯正の薬でダメージを最小限に自然でサラサラな髪の毛にしていくからです
その文お客様の髪へのダメージも少なく値段以上のサービスをで満足して頂ける自信があります
縮毛矯正を考えている方の中にはできるだけ安く済ませたいと思う方もいらっしゃいます
金額だけで美容院を選んで失敗につながるケースもあります
髪はダメージすると修復できなくなるので美容院選びは気をつけてほしいです
縮毛矯正の学生の値段、相場、学割ってあるの?
縮毛矯正の学生料金(学割)は美容室によって様々です。
学生料金を設定しているところは大人の縮毛矯正の20%割引ぐらいです。
学生の設定も小学生や中学生、高校生などどこまで学割をしているかはサロンによって様々なので、一度ご確認を。
学生料金での縮毛矯正の平均は8000円~1万円です。学生に優しいですよね。
学生料金を設定している美容院は平均で半分ぐらいです。
半分の美容院は大人の値段と変わらず、平均で1.5万円~2万円となります。
値段が変わらない理由は学生でも大人でも施術の工程、手順は変わらないからです。
時間もどんなに早くても2時間はかかります。
遺伝で生まれた時からくせ毛で悩みがある方は小学生や中学生で縮毛矯正を初めてかける方が多く思春期になると朝、通学前に毎日ヘアアイロンでストレートにして出かけます。
でも部活や水泳の授業、修学旅行や梅雨などいろいろな状況で天然パーマが出てきてしまってストレートにするため縮毛矯正をかけます。
親御さんやご家族は必要ないのではないかと思う方もいらっしゃいますが、毎日の手間とダメージを考えると、学生でも縮毛矯正をかけてしなやかで柔らかい質感でおしゃれを楽しむのもお手伝いしたいです。
カラーをしている小学生や中学生はほぼいないので、とてもきれいなストレートな仕上がりになりますよ。
縮毛矯正の高い美容院と安い美容院の値段の違いって何?
縮毛矯正の値段の高い美容院と安い店の違いは
- ・薬剤
- ・アイロンにかける時間(マンツーマン)
- ・トリートメント
です。
薬剤
薬剤は値段の差が顕著に出ます。
安い縮毛矯正の薬は栄養成分が少なく、シンプルにくせを伸ばすだけの調合になってます。
なので使う美容師でバサバサチリチリに痛んでしまう場合もあれば、まっすぐにできる美容師もいます。
使う人によってかなり差が出るのが安い薬剤です。
高い薬剤はトリートメント成分(ファイバープレックス)もたくさん入っているので、ダメージが少なくいろいろなくせの種類をきれいに自然なストレートにすることができます。
また、ストライクゾーンも広く失敗する確率が少ないです。
高い料金の美容院は薬剤の種類も多く扱っていて、いろいろなダメージや髪質に合わせて調合することができるのに対し、安い料金の美容院は一括仕入れで種類も在庫経費節約で少な目、美容師もやりにくさが出ます。
アイロンにかける時間(マンツーマン)
実際にアイロンにかける時間が高い美容院は長く、安い美容院はさっと早めにアイロンワークをしています。
安い美容院はお店の回転数も重要で一人のお客様に長い時間をかけていられないのも営業の特徴です。
1000円カットなどはわかりやすく時間かけずに簡単にカットするだけですよね
縮毛矯正は適切なアイロン温度で薄めのスライスでゆっくり時間をかけてアイロンワークをすると、長持ちしてきれいなツヤがキープできます。
高い値段の美容院はアイロンにかける時間が長く、いい薬剤も使っているので長持ち、ツヤツヤというわけです。
マンツーマンで対応してくれて左右が違う美容師で縮毛矯正のかかりが違うなんてこともありません。
トリートメント
トリートメントもピンキリで高い美容院は本質的なトリートメントで髪の内部補修を考えた物を使って縮毛矯正をします。
安い美容院は表面だけをコーティングするようなトリートメントでその場だけのつや感をだして終わりと言いう感じです。(こっちのトリートメントの方が原価が安い)
低料金クーポン、ディスカウント店は使う商材にお金をかけにくいのです。
縮毛矯正の値段が5000円はリスクあり
縮毛矯正の値段が税込み表示で5000円のサロンはやっぱりリスクありです。
しっかり口コミを見て満足度やクオリティを調べてから来店するのがいいかと。
激安には理由があるので
「ダメージしてばっさりカットしなきゃいけなくなった」
とか
「クーポンに惹かれたけどロング料金などの別料金でお会計が高かった」
とか
「アイロン施術が雑でくせが伸びてない根元が折れた」
とか
「ホットペッパーで予約したら仕上がりに違和感があった」
いろいろな口コミがあります。
もちろんしっかりやってくれる美容院もありますが、当たりはずれが大きいのは確かです。
初めてで値段の違いでどこの美容院に行くか迷ったら。
安心をお金で買うのであれば平均1万円以上の値段の縮毛矯正をおすすめします
2万円以上の値段は都心などのおしゃれな地名で、青山、銀座、表参道などでなければそこまで払わなくても、適正な縮毛矯正は受けることができます。
サイトやインスタなどで縮毛矯正の写真の施術前、施術後をよくアップしている美容院、または美容師さんにお願いするのが心理的に無理のない始めての縮毛矯正デビューです。
安くてもセルフ縮毛矯正はやめよう
市販のベネゼルやプロカリテなどの縮毛矯正剤は安いです。
ただ自宅でのセルフ縮毛矯正はとても難しく失敗もしやすいです。正しい知識も必要です。
なのでたとえ安さが魅力でもプロからするとセルフはおすすめしないです。
失敗してゴワゴワになった髪を美容院に行って直すというのもできにくいのがセルフ縮毛矯正の怖さです。
縮毛矯正の料金で抑えておきたいポイント
複雑な料金設定もある縮毛矯正のメニュー。
ポイントがあるので説明します。
- ・指名料があるか
- ・カット料金が含まれているか
- ・ロング料金があるか
指名料があるかないか
まず指名料があるかないかを確認しましょう。
指名料があるだけで、プラス料金がかかります。縮毛矯正のレベルの高いサロンであれば指名をしなくても自然なストレートにすることができます。
カルテも共有なので前回の薬剤などもわかりますしね。
カット料金が含まれているか
縮毛矯正のメニューにカット料金が含まれてるかも事前に確認が必要です。
ストレートにするとくせが強い方などは毛先が不揃いになりますので、カットも同時にすることをおすすめします。
ロング料金があるか
一定の髪の長さになるとロング料金が発生する美容院があります。
ロング料金の場合は表記されていて+1000円+2000円など長さによって差があります。
特に全体縮毛矯正の場合、リタッチとの薬剤の量を比べると全体の縮毛矯正の薬剤の量はとても多いです。
なのでロング料金はかかるのは仕方ないです。
良心的な美容室はロング料金がかからないサロンもあります。
縮毛矯正の値段は美容院の中でも高い金額です。
コスパ良く縮毛矯正を楽しむためにリタッチや部分前髪などの縮毛矯正を有効に使おう
ほとんどの美容院ではリタッチ縮毛矯正など部分縮毛矯正のメニューがありますよ。
縮毛矯正のリタッチの値段や前髪などの部分縮毛矯正の値段と相場は?
リタッチ(根元だけ、伸びた部分)の縮毛矯正の値段の平均は1万円~1.5万円です。
リタッチでも全体でも値段が変わらない美容院が多いです。
これは縮毛矯正の工程が全体でもリタッチでも変わらないからです。
時間もあまり差がなく3時間かかります。
リタッチでちょっと安く設定している美容室はコスパよくストレートを維持することができますね。
リタッチは根元の伸びた部分だけを定期的にかけるテクニックのこと。
ダメージも最小限にでき二回目以降の縮毛矯正の方におすすめのメニューです。
コスパよく縮毛矯正でサラサラをキープする
もっとコスパよく縮毛矯正をするには、前髪の縮毛矯正や表面だけ、顔周りの一部分だけの縮毛矯正を織り交ぜてまっすぐをきれいに維持する事です。
前髪縮毛矯正の値段の平均は5000円で全体にかけるよりもかなり安くリーズナブルにストレートにすることができます。
お客様によっては襟足だけや後ろ髪だけかける方もいらっしゃいます。
縮毛矯正のメンズの値段の相場
メンズの縮毛矯正の値段の平均は1万円~1.5万円です。
男性専門店出ない限りメンズだけの縮毛矯正のメニュー料金表記をするところは少ないです。
なので女性と同じ料金になります。
ただ、
- ・ショート
- ・ボブ
- ・ミディアム
- ・ロング
など髪の長さで料金を変えている美容院はメンズはショートの髪の長さになるので、安く縮毛矯正をかけることができます。
メンズの前髪縮毛矯正がオススメ
しかもメンズの縮毛矯正でのおすすめは部分縮毛矯正で前髪や顔周りだけかけることです。
(一部分のストレートは値段も安く時間も短縮できます)
そうすると顔周りがしまって見えて、トップはふんわりボリュームがでて自然な仕上がりになります。
センターパートやマッシュなどのヘアスタイルも再現しやすくなります。
男性特有の汗やくせ毛、髪が短いなどの悩みも縮毛矯正で解決することが多いです
縮毛矯正の値段とストレートパーマの値段の違い
縮毛矯正の値段とストレートパーマの値段は違います。
一般に縮毛矯正の値段の相場は1万円~1.5万円なのに対し、ストレートパーマの値段の相場は5000円~1万円です。
ストレートパーマの方が安く、半永久的にまっすぐにできる縮毛矯正の値段が高くなっています。
値段が違うのはそれぞれの特徴に違いがあるからです。
まず縮毛矯正は薬剤も高めで施術時間も長めで、持ちがいいのが特徴です。
なので値段が高めなんです。
それに対しストレートパーマは薬剤も休めで施術時間も短め、持ちも3か月ぐらいと短めです。なので値段が安めです。
縮毛矯正のメリット
縮毛矯正のメリットはくせを伸ばし、半永久的にまっすぐにサラサラと手触り指通りのいいつやのある髪に慣れることです。
頻度は低めで2ヵ月から6ヵ月に一度リタッチ縮毛矯正をします。
遺伝やホルモンバランスでくせ毛で悩んでいる方の髪の悩みの解消には縮毛矯正が向いています。
強いくせをアイロンを使ってまっすぐに伸ばすことでボリュームがでて扱いにくい天パやくせ毛、梅雨時期にまとまらない、アホ毛が出るパサつきなどを自然な髪にします。
縮毛矯正のデメリット
薬が強いためダメージがすることです。
強すぎてかけるとチリチリになってしまったり、まっすぐすぎてぺったんこになってボブなどはこけしっぽくなってしまったりとあります。
ヘアデザインも限られるのが縮毛矯正のデメリットです。
値段が高いのも中学生や高校生には負担があります。
ブリーチ毛や痛みの強い髪にはかけることができません。
ストレートパーマのメリット
弱いくせを伸ばすことが出来たり、パーマのウェーブをとったりすることができます。
施術時間も短く、忙しい方には短時間でできるメニューとして人気です。
薬も弱めでダメージも少なく髪を作ることができます。
ストレートパーマの値段も安めなのもメリットです。
ストレートパーマのデメリット
くせの強い方はストレートパーマではまっすぐにはできないので、くせの強さで人を選びます。
ストレートパーマをかけてみたけど思うように伸びてないなんていう方もいらっしゃいます。
臨んだ髪型になるかは美容師さんの使いかたによる所が多く難しい技術の1つです。
持続力は弱く頻度は高めで、2ヵ月に一度はかけ直しが必要でトータルコストは縮毛矯正と同じかちょっと安いぐらいです。