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2021/07/07

パーマの持ちはどれぐらい?2ヶ月?

 

パーマの持ちは?

 

パーマの持ちは平均で2ヶ月です。

パーマの種類や髪型、髪質によってパーマの落ちる期間は一人ひとり違います。

 

コールド系パーマよりホット系パーマのデジタルパーマの方が持ちがいいです。熱反応が加わるとパーマのウェーブが長持ちするからです。また、ゆるめのパーマより強めのパーマが持ちよく、長くウェーブを楽しめます。

 

パーマ別、持ちの期間を解説

 

パーマの持ちはかけたパーマの種類によって差があります。

 

プロの美容師理容師でないと、パーマの種類ってわからないですよね。

 

 

簡単にパーマの分類をします。

 

 

コールド系パーマ

コスメパーマ

エアウェーブ

コールドパーマ

ツイストパーマ

スパイラルパーマ

ピンパーマ

ツイストスパイラルパーマ

クリープパーマ

水パーマ

 

 

ホット系パーマ

デジタルパーマ

 

 

 

ざっとある感じでこの分類です。

 

 

ホット系パーマのデジタルパーマだけ途中熱処理があるので工程が1つ多いです。(縮毛矯正やストレートパーマもホット系パーマ分類。)

 

ほかのコールド系パーマは薬はだいたい一緒。違うのはロッドやピンなどの巻き方の違いだけ。

 

巻き方もパーマの持ちに関係あるけど、一番パーマの持ちの差が出るのがコールドーパーマかデジタルパーマの違いです。

 

 

 

それでは工程の差によるパーマの持ちを解説します。

コールド系パーマ VS ホット系パーマ(デジパ)

 

 

 

 

 

デジタルパーマの持ちは何ヶ月?

 

 

 

デジタルパーマの持ちは3ヶ月です。

ホット系パーマのデジタルパーマはウェーブを作るときに熱で形を作るので、一般のコールド系パーマより持ちがいいです。

髪質や髪型でもデジパの持ちは変わります。

デジタルパーマは柔らかなコテで巻いた、巻き髪風パーマが楽しめます。

 

 

 

デジタルパーマは薬と薬の反応の間に熱処理をして、持ちをよくします。

 

熱処理をすると髪の毛の形がより変わりやすく持ちがよくなります。

 

そのデメリットとしてダメージしやすくなります。

 

適切な薬と熱温度であればダメージは最小限になりますが、美容師側の経験や知識によって差が出る技術になってます。

 

熱は難しいんですよね…。

 

毎回反応違うし、お客様の髪の状態や髪の生えている場所で髪の太さも違うし…。

 

デジパやストレートパーマ、縮毛矯正は低アルカリ、高還元で反応させるのがセオリーなのでそこの知識が美容師側に求められてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コールドパーマの持ちは何ヶ月?

 

 

コールド系パーマの持ちは2ヶ月です。

 

コールド系パーマはデジタルパーマと違って熱処理をしません。

なのでデジタルパーマよりパーマの持ちが悪いです。

 

でも2ヶ月持つので1つの髪型は楽しめます。

 

くせ毛や猫っ毛の方は持ちがよく3ヶ月たってもパーマが残っていてスタイリングを楽しめる方もいらっしゃいます。

 

 

コールド系パーマは細かいパーマが巻けるのでショートやメンズパーマに適しています。

 

例えば

 

ツイストパーマ

ツイストスパイラルパーマ

スパイラルパーマ

ピンパーマ

 

など

 

頭皮も熱くならないので安心安全にかけることが出来るのがメリットです。

 

コスメパーマの持ちは?

 

コスメパーマの持ちは1.5ヶ月~2ヶ月です。

コスメパーマは化粧品登録の優しいパーマ剤。そのパーマ剤でかけるパーマは髪のダメージが少ない分、パーマの持ちはよくありません。

負担の少ないパーマなので前髪パーマや部分パーマに適しています。パーマのかけ直しもしやすく何度も楽しめるパーマです。

 

 

 

 

コスメパーマは持ちを気にするよりダメージを気にする方にやってもらいたいパーマ。

 

コスメパーマなら、普通のパーマでかけれないような入ダメージのブリーチなどのパーマでもかけることが出来るパーマ液。

 

 

 

 

 

 

エアウェーブの持ちはコールドパーマで最強に持ちがいい

 

 

コールドパーマでもエアウェーブは長持ちします。

 

熱処理はしないけどガラス化の作業が入るので普通のコールドパーマより1.2倍持ちます。

 

エアウェーブは薬はコールドパーマの薬を使いパーマを巻きます。

 

巻いた後に温めながら乾燥させてタンパク質を動かします。

 

そのあと薬を反応させるので持ちがいいんです。

 

ダメージも少なく、手触りがいいのが特徴。

 

エアウェーブは特殊な機械を使うのでできるお店と出来ないお店があります。

 

使用するロッドも太めのロッドが多くメンズパーマよりレディースのミディアムからロングヘアの柔らかい質感に相性のいいパーマです。

 

エアウェーブの技術が出始めた時は、結構盛り上がってました。

 

最近はちょっと下火。

 

ハイトーンカラーやアイロンセットなどが主流になってくるとパーマをかける人が少なくなっているのもありますね。

 

 

エアウェーブの機械、高価なんですよ…。

 

 

 

 

クリープパーマの持ちはいい

 

クリープパーマの持ちは2ヶ月です。

 

クリープパーマはコールドパーマと比べてちょっと持ちがいいかなぐらいです。

 

 

でも、髪の痛みが少なく、手触り指通りがいいのが特徴です。

 

中間水洗で薬を流して熱反応でタンパク質を徐々に移動させ技術です。

 

 

 

 

クリープパーマはローラボールがあれば出来るのでどこの美容院でも知識があれば、出来る技術です。

 

 

時間はかかりますが、髪の負担が最小限になり、かつ、安定してパーマがかかるので美容師側も負担の少ないパーマ技術です。

 

クリープパーマははこの10年で有名になった技術。

 

アルカリ剤で髪の毛の表面のキューティクルを痛めずに無理なくパーマをかけることが出来るのでうちでもよく使う技術です。

 

とくにバージン毛じゃない、

 

カラーをしている人

前回もパーマをかけている人

 

など、

 

髪の毛が痛んでいる人はパーマの薬を強くできません。

 

でも、

弱い薬だとかかりが悪い。

 

そんな時にクリープパーマの出番です。

 

ゆっくり薬を浸透させて内部に入れた後にまた時間を置く。

 

料理でいう

 

「弱火でコトコト火を入れる」

 

 

みたいな状態です。

 

表面は焦げずに中までしっかり火を通す。みたいな。

 

 

 

クリープパーマは通常のパーマより時間がプラス15分ぐらいかかりますがいいパーマです。

 

 

 

 

ツイストパーマの持ちは?

 

 

 

メンズに人気のツイストパーマ。

 

持ちは2ヶ月です。

 

ツイストパーマは強めのパーマなので2ヶ月経過しても毛先にツイストパーマの後は残っています。

 

が、

 

2ヶ月経つと、パーマが弱くなってボサボサ感が強くなります。

 

地毛との馴染みも他のパーマと比べると悪いのでメンテナンスが必要になります。

 

 

カットやツイストパーマのかけ直しがおすすめです。

 

パーマをかけたかけ始めのインパクトが強くツイストパーマやツイストスパイラルパーマ、スパイラルパーマの人気がとてもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パーマが取れていく過程もゆるやかで地毛に馴染むのもコールドパーマのメリットです。

 

 

パーマの持ちをどんなに良くしても最後は落ちてしまうもの。

 

 

持ちのいいデジタルパーマを選択するのか馴染みのいいコールド系パーマを選ぶのか悩みますね…。

 

 

 

そのパーマの落ち具合がキレイなのはコールド系パーマの特徴。

 

 

 

2ヶ月のパーマの落ち具合や自然に馴染む質感も楽しめるとよりパーマが生活に浸透するのではないでしょうか。

 

 

個人的には熱処理をしないコールドパーマの柔らかい質感がすきです。

 

もともとぺったんこでサラサラな質感の髪でした。

 

パーマをかけてからスタイリングの楽しさを知りました。(セットが簡単になって)

 

 

サラサラストレートなのでパーマも徐々に落ちていきます。

 

その落ちてきた1ヶ月後とかが、以外に馴染んでいい感じなんです。

 

 

かけた事ある人しかわからない感覚化もしれませんが、パーマが徐々に落ちることは決して悪い事ではないです。

 

 

カラーも退色して色落ちするように毎日変化するパーマの髪を楽しむ余裕があるといいですね。

 

 

 

 

パーマが落ちる期間はひとそれぞれ

完全に落ちるまで

 

パーマの落ちる期間は

 

  • ・パーマの種類
  • ・パーマのデザイン
  • ・髪のダメージ

 

 

など、

その時々でかなり差があります。

 

 

 

 

 

一般的なパーマの持ちは前に書いた通りです。

 

パーマは

 

ウェーブが強いと持ちがよく

ウェーブが弱い(大きい)と持ちが悪く

 

痛んでいないと持ちがよく

痛んでいると持ちが悪く

 

 

ショートよりロングやミディアムヘアの方が持ちがいい

 

 

 

 

といった感じ

 

 

 

結局パーマは落ちるけど、好みのウェーブが弱くなってきてスタイリングがしにくくなったとき悩みますよね。

 

 

 

 

 

パーマが完全に落ちるまで

 

 

パーマが完全に落ちるまでは時間がかかります。

 

ほぼ地毛の髪に戻るには4ヶ月~6ヵ月かかります。

 

微妙に残っちゃうんです。

 

(カットしたらもちろん取れますが。)

 

 

微妙に残っているときは

 

 

  • ・カットして馴染ませるか
  • ・パーマをかけ直すか
  • ・パーマの落ち具合を楽しむか

 

 

 

お客様は気にせずカットして自然に馴染むようにするのを選択する人が多いですね。

カットすると、毛先のパーマ部分が切り落とされて残らなくなっていきます。

セニングカットで軽くするとまたパーマが弱く馴染んだ印象になるので

 

パーマ後→2ヶ月後のカット

 

でパーマをかけた時のウェーブが半分ぐらいまでしか残らなくなります。

 

 

 

 

パーマが好きな方はかけ直す方もいらっしゃいます。

 

パーマのかけ直しもたくさんいらっしゃいます。

 

毛先にパーマが残っていてもパーマのかけ直しは可能です。

 

 

パーマのかけ直しは期間をあけてかけるとキレイにかかります。

 

バージン毛より2回目の方がかかりがよく、持ちがよくなります。

 

 

3回目以降は髪のダメージと相談で、

 

・かけないほうがいい場合

・かけても大丈夫な場合

 

美容師さんによって見解が分かれるので相談するのが一番です。

 

3回目というのはカットをせずに同じ場所に期間をあけて3回パーマをかけるということです。

 

3回目は2回目と違って一気に痛むのでデリケートな施術になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

初めてチャレンジのパーマは持ちが悪い? 

 

「初めてのパーマはすぐ落ちちゃう…」

 

「初回のパーマはゆるくなる…」

 

 

ってある噂。

 

 

半分ホントで半分うそです。

 

 

かかりにくい理由として髪のキューティクルがしっかりしているバージン毛(何もしていない黒髪)はパーマ液の浸透が遅いのでかかりが悪くなります。

 

 

でもキューティクルも人それぞれで普通にかければかかる人が90%。

 

残りの10%ぐらいの人が美容師さんの見立て、予想より髪が強くパーマ液が浸透しない場合があります。

 

その時にすぐ落ちちゃうって事になるんです。

 

触っても髪の太さを見ても経験の上を行く髪質の人っているんですよ。

 

 

なのでその時はパーマをすぐにかけ直してもらうのがいいです。

 

 

 

もう一つかかりにくい理由が、美容師さんの考える失敗の振り方です。

 

 

 

 

美容師は

 

・パーマが強かった失敗

・パーマが弱かった失敗

 

 

どっちがパーマ初めてのお客様にとってベターなのかです。

 

 

初回のパーマは美容師側も緊張しています。

 

だって、薬がしっかり浸透するかなんて、やってみないとわからないですもん。

 

 

だから、失敗するならどっちがいいかまで考えます。

 

初回のパーマはおばちゃんパーマみたいにかかりすぎは絶対嫌だと思います。

(パーマ恐怖症になっちゃうかも…)

 

 

なので、どっちかというと100%~90%ぐらいでちょっと弱め設定でロッドと薬とを配合します。

 

 

ジャストまでもちろん浸透させるけど、かかりすぎは回避したいのでロッドを太めにしたりします。

 

 

 

 

 

失敗の直しも

 

・強かったパーマ

・弱かったパーマ

弱かったパーマを直すほうが簡単です。

 

そこも含めて、美容師は強めにしすぎるより、ちょい弱めがベターと思っちゃうんです。

 

(もちろんジャストにパーマをかける努力はしますよ。)

 

 

 

 

パーマの髪の長さで持ちは違うのか?

 

 

物理的には変わらないけど、

 

感覚的にはロングやセミロングの持ちがいいです。

 

 

ショートの場合、ロングと同じロッドを使っても回転数が少なく持ちが悪い印象。

 

よっぽどメンズのツイストパーマやツイスパなどの強めパーマは持ちがいいですけどね。

 

ショートでパーマは持ちだけでいうとコスパが悪いように感じますが、ショートパーマは圧倒的にセットがしやすいです。

 

 

なので朝、楽をしたい人はショートでもパーマをおすすめします。

 

 

ボブやミディアムヘア持ちがよくコスパのいいパーマになります。

 

 

 

 

 

 

 

パーマのかかりやすい髪質、かかりにくい髪質、持ちのいい髪質

 

 

 

パーマのかかりやすい髪質かかりにくい髪質は正直かけてみないとわからない。

 

 

ですが、

 

お客様にパーマをたくさんかけてみた経験からすると

 

 

パーマのかかりやすい髪質は

 

 

柔らかい髪 > 普通の髪 > 硬い髪

 

の順で柔らかい髪のほうがパーマがかかりやすいです。

猫っ毛や軟毛は柔らかい髪と同じです。

 

 

 

 

 

 

 

吸水性の髪 > 撥水性の髪

 

は、吸水性の髪のほうがパーマがかかりやすいです。

 

 

ダメージ毛 > バージン毛

 

はダメージ毛がかかりやすい(かかりすぎちゃう傾向)

健康すぎる髪(バージン毛)は薬の浸透が遅いです。

 

 

 

 

パーマの持ちがいいのは

 

くせ毛 > 直毛

 

 

くせ毛の方が持ちがいいです。

直毛パーマはくせ毛と比べると持ちが悪く馴染みにくいです。

 

 

 

たまに、

硬い髪でもかかりがよかったり、直毛でも持ちがめっちゃ良かったりと違う場合もありますが、美容師側はそこも含めてパーマをしています。

 

 

 

パーマは1回目より2回目がよくかかり、イメージにより近づくのは、1回目の髪の反応を見て、2回目のパーマの作戦を考えることが出来るからです。

 

 

ぜひ初めてのパーマの方は、

 

2回目で100%の仕上がりになるイメージで同じ美容師さんにお願いするのがおすすめですよ。

 

 

 

パーマをストレートに戻すには

 

 

パーマをストレートに戻すにはストレートパーマをするのが早いです。

 

でも費用がかかるので、

 

パーマを失敗してストレートに戻すぐらい早急に変えたいって時以外はおすすめしません。

 

もちろん髪も痛んでダメージするのでそのあとの髪の収まりは良くないかもしれません。

 

 

パーマ落としを市販のドラッグストアで買ってするのはおすすめしてません。

 

パーマ液を使うのは自己判断だとちょっと危ないかも。

 

痛みすぎて美容院に行って直してもらっても、結局痛んだところをカットしないとスタイリング出来ないようになっちゃう場合も。

 

 

そんなことになる前にプロに相談が一番の解決策です。

 

 

 

 

 

 

パーマをストレートに戻すメンズが自分でやっちゃう人います。

 

ツイストパーマに飽きちゃって自分で市販のパーマ液でやった人たくさん見てきました。

 

そして、髪がボロボロになって必要以上にカットする事もあります。

 

 

残念ですよね…。

リスクもあることをわかってほしいかな。

 

 

 

 

とれかけパーマの場合ははかけ直すか、カットで馴染ませるかがおすすめです。

 

とれかけパーマをわざわざストレートパーマをかけて真っすぐにする必要はないかなと。

 

カットするとパーマって一気に弱くなります。

 

地毛に馴染んじゃうんですよね。

 

 

 

 

 

パーマの持ちよくするには

 

 

パーマの持ちをよくするには「毎日のケア」と「持ちを悪くする事をしない」

 

この両方が大事。

 

 

毎日のケア

 

大切なのは使うもの

・シャンプー

・トリートメント

・流さないトリートメント

 

 

 

 

 

パーマの持ちをよくするシャンプー、トリートメント

 

パーマの持ちのいいシャンプーは保湿力の高いシャンプーです。

 

パーマの種類に限らず、パーマをかけるとパサつきやすく、水分、油分が足りなくなっています。

 

シャンプーも保湿力の高い物を使うとパーマが痛みにくく持ちが良くなります。

 

 

トリートメントも同じく保湿力の高い物を使いましょう。

 

パーマをかけたところは痛んでいます。

毎日トリートメントやコンディショナー、リンスをしてヘアケアをしましょう。

 

パーマは濡れているとよりデリケートな状態になっています。

 

シャンプーは特にごしごし洗うと髪同士が摩擦してパサつきの原因になります。

優しく洗ってトリートメントで仕上げましょう。

 

 

お風呂から上がったらヘアオイル必須

 

お風呂から上がったらタオルで水気をしっかり切って、まず流さないトリートメントを付けましょう。

 

とくにパーマのかかっている毛先にトリートメント成分が浸透するように付けます。

 

つけたら、ドライヤーで乾かしましょう。

 

乾かした後も流さないトリートメントで保湿をして完成です。

 

 

 

パーマの持ちを悪くする事をしない

 

こんなことに注意しましょう。

 

  • ・引っ張って乾かさない
  • ・アイロンやコテを使わない
  • ・シャンプーでゴシゴシ洗う

 

 

 

乾かすときにパーマ部分を引っ張って乾かすことが持ちを悪くします。

 

パーマは引っ張って乾かすと真っすぐになります。

でも真っすぐにして乾かすとパーマのかかっている髪に負担がかかってしまいます。

 

ウェーブ状態でタンパク質が固定されている状態なので、パーマをかけたらウェーブをキープできるように乾かすのが持ちが良くなる乾かし方なんです。

 

パーマは真っすぐに乾かすことが髪にとってストレスなんです。

 

 

 

 

アイロンやコテを使わない。

 

 

パーマの髪にアイロンやコテの高温は持ちが悪くなります。

 

アイロンやコテで巻くとツヤが出て痛んでないように見えますが、パーマをしている上からのコテのプレスは髪にとってかなりのストレスなので避けましょう。

 

 

例外で

 

「直毛すぎてコテの巻き髪のあとがつかない」

「直毛でコテのカールがすぐ真っすぐに戻っちゃう」

 

なんて人はゆるめのパーマを巻いてそのうえからコテで巻くことをおすすめしたりします。

 

 

でもその時は自宅でのヘアケア、セルフケアをお伝えして、しっかり出来る方のみにする施術です。

 

 

パーマをしたらセットが簡単だから、コテは使わない。

 

コテを毎日使いたいときはパーマをせず、髪を余計に痛ませない。

 

どちらかを選ぶがシンプルな考えです。

 

 

 

スタイリング方法

 

パーマのセットはメンズなら、ジェル、ワックス、バームなどで仕上げるのがおすすめ。

 

パーマのセットはレディースならヘアミルク、ヘアオイル、スプレーなどで仕上げるのがおすすめ。

 

 

 

 

パーマのかかるしくみ

 

パーマのかかる原理を知っておくとパーマの持ちも考えられるので。

 

 

パーマのかかる原理は

 

 

薬を使って髪の毛の結合を切り離します。

パーマの1液の役割です。

 

切り離すときにツンとした匂いがするのは髪の毛のキューティクルを膨張させてパーマ液を内部まで浸透させるため。

 

浸透させるためにアルカリ性のパーマ液を使うんです。

 

これがアルカリ独特の匂い→パーマ液の匂いです。

 

 

切り離した結合は次の薬で再結合させます。

 

パーマの2液の役割です。

 

パーマの2液を塗布する状態の形が髪に跡がつきます。

 

なのでパーマはロッドやピンを使ってキレイな跡がつくように巻くんです。

 

 

2液を使って再結合して安定するとシャンプーしても結んでもある程度落ちずに2ヶ月楽しめるパーマが出来上がるんです。

 

 

 

パーマは薬を使って結合を切り離す1液の負担が大きくダメージがしやすいです。

 

 

でもしっかり1液を反応させないと一日でパーマが落ちちゃいます。

 

 

さじ加減が難しいんです。

 

最近は酸性縮毛矯正や酸性パーマなども出てきていますが、還元軟化のチェックが難しく、まだまだ使っている美容師さん美容院は少ないです。

パーマが取れていく過程は結合が切れて地毛の状態に戻っていくようになることです。

 

日々の生活でも持ちに良くない事をするとよりパーマが取れていきやすくなります。