2013/10/17
美容室のリタッチカラーのメリットをこっそり教えます
美容室のリタッチカラーっていうメニューご存知ですか?
簡単にご説明するとカラーをしてる方が、前回カラーしてから一か月や二か月後に伸びてきた所(根元付近)だけを染めることです。
だいぶ”リタッチ”という言葉は浸透していてカラーをされたことのある方はご存知の方も多いと思います。
こんな方には全体カラーではなくリタッチカラー(根元染め)をすすめたい
- 特に毛先のダメージを気にされている方
- カラーをしながら髪の毛を伸ばしていきたい方
- 毎回ナチュラル系の色で染めている方
- 白髪染めの方
- 前回カラーをして一か月たっていない方
詳しく解説させていただきます。
1.髪の毛のダメージを気にされている方、カラーをしながら髪を伸ばしていきたい方
毎回全体カラーをして知らぬ間に髪の毛先の負担をかけていませんか?
全体カラーをするときは美容室だと根元の伸びてきたところ(新生毛)と、前回まででカラーをしているところ(既染毛)とカラー剤を2種類以上作り、根元と毛先を塗り分けます。
全体を同じカラー剤で塗ってしまうと毛先に負担がかかりやすいからです。
なので根元より毛先のカラー剤のほうが、負担の少ないカラー剤で色が入るように髪の毛を見ながら判断してカラー剤をつくっています。
ただ、カラー剤も髪に色を入れる薬なのでどんなに弱いカラー剤を使っても塗る前よりダメージは確実に進んでいることも確かです。
髪の毛先が傷みがち…でも髪をキレイに伸ばしていきたいという方、一回全体カラーをお休みして根元(リタッチ)カラーをするもの一つの選択肢です。
その差額でサロンのトリートメントをして毛先をケアするのもありだと思います。
2.白髪染めを定期的にされている方
白髪染め(グレーカラー)の中でも特に落ち着いた黒やダークブラウンの色であれば、毛先の色落ちも少ないと思います。
リタッチカラーで伸びた分だけ染めて、全体カラーは色が抜けてきたと又は毛先に白髪を見つけたとき、そんなタイミングで全体カラーをしてもいいかもしれません。
髪は加齢とともに、細く弱くなっていきます。ダメージにも弱くなります。毛先5㎝を大切にするとおさまりの良い髪になりますよ。
人によりますが、
例) 根元(リタッチ)→全体→根元(リタッチ)→全体
などのように根元カラーと全体カラーを交互にされるお客様もいらっしゃいます。
担当スタッフに相談してみて下さい。
3.プリンが気になって1ヶ月弱で染める方
特に分け目のある髪型だと分け目のプリンが気になりますよね。 平均で1ヶ月で1センチ伸びると言われています。カラーの染めている部分が明るければ明るいほど根元の黒い自毛と差が出来て気になる方が多いです。
1ヶ月弱だと色の種類にもよりますが、毛先の退色はそこまでかもしれません。そんなときはリタッチカラーで染めておくと気になるプリンは解消できますね。
毎回全体されている方、毎回根元カラーだけの方、前回ホームカラーされた方、何か疑問なことがあったらひとまずカラー前にご相談ください。
プロから見たアドバイス、対処法などきっとあなたのお力になれると思います。
ご相談いただいたら、メリットデメリットをわかり易くお伝えします。ぜひカラーでお悩みの際はご相談ください。