2023/11/29
スパイラルパーマでメンズ40代は薄毛ボリュームアップ
40代になって髪の毛のボリュームが出にくい、セットが決まらない。
でも、パーマはチャラくなりそうで嫌。
そんな40代ペッたんこメンズは絶対スパイラルパーマがおすすめです。
(41歳メンズスタイリストがスパイラルパーマの魅力をお伝えします。)
40代からのスパイラルパーマのすすめ
オススメする理由がたくさんあります。
- 薄毛対策、ボリュームが出る
- スタイリングが楽
- 初パーマでも挑戦しやすい
- チャラくなりにくい(ビジネスシーンでもオッケー)
薄毛対策、ボリュームが出る
パーマはボリュームが出ます。
薄毛になるとボリュームが出にくくなります。
そのボリュームを出してくれる手助けをしてくれます。
パーマでウェーブをかけると髪の表面積も増えるので髪が増えたように見えます。
40代になると髪も細くなるのでよりボリュームが出にくくなりダメージも気になります。
ワックスでのスタイリングの難易度が上がるんです。
スタイリングが楽
パーマのスタイリングは簡単です。
パーマのスタイリングは濡れた髪にスタイリング剤を揉みこむだけ。
そうこれだけなんです。
パーマは髪が濡れているときにウェーブが出ます。
そのウェーブが出ているときにワックスやバーム、ムースなどを付けることでスタイリングが出来ます。
20代の頃の無造作ヘアはドライヤーでのブローが必須でした。
これはドライヤーテクが必要で、ボリュームが出にくい髪質の方は苦戦したのではないでしょうか?。
パーマだとドライヤーを使う部分を短縮することが出来ます。
スタイリング剤もワックスかムースを使うとより難易度が下がります。
パーマとの相性がいいからです。
慣れるまでは2、3日かかりますが、慣れてしまえばこんな楽なスタイリングはないですよ。
初パーマでも挑戦しやすいスパイラルパーマ
メンズパーマもたくさんの種類がありますが、初パーマでも挑戦しやすいのがこのスパイラルパーマです。
スパイラルパーマは強めでも弱めでもナチュラルに仕上がるからです。
ツイストパーマやリッジパーマなどは失敗するとグリグリになっちゃいます。
初パーマはスパイラルパーマやニュアンスパーマなどの巻き方にこだわって強めでもナチュラルに仕上がることが最優先に考えると挑戦しやすいです。
チャラくなりにくい(ビジネスシーンでもオッケー)
初パーマの方の心配は
「チャラくなっちゃうのでは?」
というところ。
美容師目線からいうと
40代パーマで
- チャラくなるパーマ
- おしゃれに見えるパーマ
は違いがあります。
チャラく見えるパーマは大学生がかけるようなパーマです。
例えば
- ツイストパーマ
- ツイストスパイラルパーマ
- プードルパーマ
などです。
よりカジュアルな印象でスーツとの相性は良くないです。
おしゃれに見えるパーマは
- スパイラルパーマ
- ニュアンスパーマ
- ビジネスパーマ
などです。
スーツとの相性も良くイケオジになります。
休日のカジュアルダウンにも対応するので2WAYパーマとして人気があります。
グリグリすぎるのは40代の顔との相性が難しいんです。
社会人のパーマはフォルムにメリハリが必要です。
強めのカジュアルすぎるパーマは全体にボリュームが出すぎてしまい、スーツとの相性が悪くなります。
40代スパイラルパーマは強めかゆるめか
40代パーマのスパイラルパーマの正解はゆるめスパイラルパーマです。
毛先だけニュアンスが出るようなスパイラルパーマで、ひとまずかけることをおすすめします。
パーマが初めての人もパーマかけたことがある人もゆるめスタートだと自分に合った強さのパーマを見つけやすいです。
スパイラルパーマは持ちもいいので、長くパーマスタイルを楽しめます。
スパイラルパーマになれてきてもっと強くかけたい人は次回のパーマ時に強めにかける。
ゆるめでもオッケーならそのままニュアンスを楽しむ。
初回から強めスパイラルパーマをかけると顔の印象と合わなかったときに修正が難しいんです。
まわりの方のリアクションも大事ですよね。
同僚だったり奥さんだったりの反応。
ゆるめスパイラルパーマはしっかり乾かすと地毛に馴染んでくれます。
オンオフの切り替えがしやすく、パーマ感を出したくないときはドライヤーでフルドライしてしまえば大丈夫なんです。
その、最悪の時の保険があるのでゆるめスパイラルパーマは挑戦しやすいです。
パーマの中でも乾かすと地毛風になりやすいパーマがスパイラルパーマなんです。
40代薄毛もカバー出来るパーマ
40代でパーマをかけるメリットは薄毛もカバーできることです。
薄毛のスパイラルパーマは無理して強めにかけずにくせ毛風のスパイラルパーマがおすすめです。
薄毛の種類にもよりますがボリューム重視より質感(パーマ感)のコントロールが大事です。
また薄毛の方の髪質は細い方が多いのでシステアミンなどのマイルドにかかるパーマ剤の選定も重要です。
30代から髪質は衰えてきます。(経験済み)
若い子と同じパーマのかけ方、パーマ剤を使うとイタいおやじになってしまいます。
薄毛対策はショートで短髪のパーマが正解
40代になると長めの髪型がキレイに保てません。
髪の質だったりボリューム感だったりと。
必要なボリューム感は短髪ショートにして、髪を軽くすると解消できます。
無理に髪を伸ばして生え際を隠すより、髪を短くして全体のボリューム感をコントロールするのが、40代のオススメパーマです。
短髪パーマとスパイラルパーマはよく似合うのでどんな40代にも似合わせることが出来ます。
薄毛のパーマはその後のヘアケアも大切。
パーマはかけた後のヘアケアでダメージやパーマの持ちがだいぶ違います。
パーマ後のヘアケアのオススメはお風呂上がりのヘアオイルです。
パーマ毛先の質感が良くなり翌日のスタイリングが楽になります。
パサつきも抑えてくれるのでノーセットの日でもヘアケアとしては合格点です。
お風呂でのトリートメントやコンディショナーは髪質によって使い分けが必要です。
膨らみやすい人や髪が固い人はトリートメントが必要です。
髪が柔らかい人やペッたんこになりやすい人はトリートメントをやらないで下さい。
必ずしもお風呂でのトリートメントは必要ないんです。
ヘアオイルはベタベタしない軽めの質感のオイルを選ぶとメンズは使いやすいです。
モロッカンオイルのライトがおすすめです。
白髪も雰囲気が出るスパイラルパーマ
40代になると白髪が生えている方も多くなってきます。
男性はナチュラルな白髪のままパーマをかけても雰囲気のあるニュアンスが出せます。
20代にはない色気が出ます。
ストレート毛の場合、白髪が面で見えるので目立ちやすい印象です。
パーマやくせ毛の場合、白髪がウェーブで見えるので目立ちにくい印象です。
要はパーマすると白髪が気になりにくいです。
パーマにはそんなメリットもあります。
白髪染めはいちど染めると伸びてきた時の生え際が気になります。(プリン状態)
でもスパイラルパーマをかけておくと白髪染めをしなくても馴染んでくれるので、急かされるようにカラーを毎月する必要がないんです。
白髪が生えてきた40代のメンズにこそパーマをすすめたい理由がこれです。
白髪染めをする場合でも、
髪が痛みやすくなっているので、白髪染めとパーマは同時にやらない方がいいです。
オススメの順序は
カット+パーマ
↓
白髪染め
です。
期間を一週間以上空けると痛みがだいぶ軽減されます。
スパイラルパーマと白髪染めやカラーを一緒にやりたいとご検討の方はご予約時にお伝えください。
40代スパイラルパーマどれぐらいの長さが必要
実際にスパイラルパーマをかけるときに必要な長さは7センチです。
7センチ以上あれば雰囲気のあるスパイラルパーマをかけることが出来ます。
大体前髪が眉毛の下あたりだと7センチで、メンズパーマの種類も選べて選択肢が広がります。
短髪ショートから伸ばすときは2〜3カ月かかります。
一か月1センチ伸びると考えるとちょっと時間はかかります。
トップやフロントの長さは変えずにサイドやネープなどをスッキリしておくと伸ばしやすいです。
パーマをかけるときもツーブロックやショートネープなどスタイルが決まっている場合は、そのスタイルのまま伸ばしてもオッケーです。
特にツーブロックはサイドを短くしやすいので伸ばし途中の男性が挑戦しやすい髪型です。
40代社会人スパイラルパーマビジネスは
社会人でも手軽に注文できるスパイラルパーマはマッシュやセンターパートです。
ツーブロックでサイドや襟足を短くしておくとスーツでも相性のいいメンズパーマになります。
ショートにしてアップバングのスパイラルパーマもおすすめです。
スパイラルパーマと髪型の特徴を説明していきます。
センターパート×スパイラルパーマ
センターパートにするとマッシュと違って顔の表情が良く見えます。
眉毛も見えるので明るい印象になります。
前髪やトップの長さを伸ばすとセンターパートはスタイリングしやすくなります。
長さを伸ばせればセットは簡単になります。
伸びてくるとサイドのボリュームが出てくるのでシルエットを調整すれば長持ちする髪型です。
耳周りやネープを短めにすればスーツとの相性も良くなります。
マッシュ×スパイラルパーマ
王道のスパイラルパーマはマッシュと合わせます。
前髪は下ろして目ギリギリのレングス。
弱めのスパイラルパーマでほどよくボリューム感を出します。
40代50代でも挑戦しやすい組み合わせです。
スタイリング、セットもワックスやバームなどを揉みこむだけでこなれた感じを演出することが出来ます。
ツーブロック×スパイラルパーマ
スパイラルパーマとツーブロックの相性は抜群です。
スパイラルパーマはコイル状にねじってかけるパーマです。
どうしてもトップよりサイドにボリュームが出てしまいます。
サイドにボリュームが出ると顔全体のシルエットが大きくなってしまいます。
顔が大きく見えるんです。
パーマは髪と髪がぶつかり合って物理的にボリュームが出ます。
ツーブロックをするとサイドのボリュームを抑えることが出来るんです。
特にぐう部より下にツーブロックをすることでセットも簡単なスパイラルパーマになります。
伸びてきてからもサイドのボリュームが収まってるとなんとかスタイリングが出来るものです。
マッシュやセンターパートなどでもツーブロックをしておくとより今っぽいスタイルになります。
前下がり×スパイラルパーマ
前下がりのスパイラルパーマはよりカジュアルなスタイルになります。
ちょっと外したスタイルです。イケオジスタイルに近いです。
必然耳周りや襟足も長めで都会っぽいスタイル、スタイリングしないとボサボサ感が出てくるのでツヤ感あるスタイリングでパサつきをコントロールします。
キャップやニット帽も似合うのが前下がりのスパイラルパーマです。
アップバング×スパイラルパーマ
ショートのスパイラルパーマはアップバングでアクティブにスタリングするのも好印象です。
6センチあればスパイラルパーマはかけることが出来ます。
眉上の長さでのスパイラルパーマはアップバングでスタイリングするのがオススメ。
スパイラルパーマ自体はゆるめにかけてニュアンスが出るぐらいにするとスタイリングしやすいです。
40代のボリュームが出にくい髪質の方はショートでスパイラルパーマにして自然なボリュームをだすと垢ぬけます。
潔くアップバングにするとビジネスシーンでもオッケーなクリーンなイメージになります。
ショートはスーツでもカジュアルな服でもどちらにも合わせることが出来ます。
伸ばし途中の男性もショートの段階で一度ゆるめのスパイラルパーマをかけて伸ばしていくのもおすすめです。
ストレスなく伸ばすことが出来ます。
マッシュやセンターパートとスタイリングがちょっと変わりますが、慣れればワックスも少量で済むのでコスパいい髪型かも知れません。
40代スパイラルパーマおすすめスタイリング剤
スパイラルパーマのスタイリング剤も長さや髪型で使いわけが必要です。
各スタイリング剤をご紹介します。
センターパートスパイラルパーマとワックス
センターパートのスパイラルパーマにはワックスがおすすめです。
センターパートのスパイラルパーマは分け目の立ち上がりと毛先の質感、動きを調整するためにワックスを使用します。
分け目はドライヤーで立ち上げて毛先のパーマ部分は少し濡れた状態からワックスを使います。
ワックスは揉みこむように付けるとパーマのニュアンスが良く出ます。
濡れている状態でワックスを付けるとワックスが髪にまんべんなく付けることが出来ます。
せっかくワックスを付けてもつけムラがあるとせっかくのスタイリングも台無しです。
良く揉みこんで自然乾燥でスタイリング完成です。
シルエットはコンパクトにひし形を目指します。
最後に前髪の立ち上げにスプレーなどをかけると100点です。
マッシュスパイラルパーマとバーム
マッシュのスパイラルパーマにはバームがおすすめです。
マッシュはスリークな印象を目指します。
シルエットをコンパクトにして、前髪を割れないように整えます。
マッシュのスパイラルパーマも髪全体を濡らした状態でバームを付けます。
バームは手のひらで良く温めて柔らかくしてから付けるとコンパクトに仕上がります。
マッシュは後頭部の丸みも大事なポイントです。
表面だけでなく内側も分け取ってバームを付けます。
内側を付けると余計なボリュームを抑えることが出来ます。
バームは自然なツヤ感が出るので40代のパサつきやすい髪にも使いやすいスタイリング剤です。
40代だとバームは馴染みのない整髪料かも知れませんが、一度使うと使いやすいのでヘビロテになりますよ。
使い勝手はワックスとジェルの中間の使用感です。
前下がりスパイラルパーマとムース
前下がりのスパイラルパーマのスタイリング剤はムースがおすすめです。
前下がりは髪が長いのでスタイリング剤をまんべんなく付けるのが難しいです。
ムースだと今回紹介するスタイリング剤の中で一番馴染みやすく簡単なスタイリング剤です。
ムースを付けるときも髪が濡れている状態で付けるのが必須です。
ムースをピンポン玉一つ分手に出して、パーマがかかっている毛先中心に揉みこむように付けていきます。
ワックスやバームと違って軽い質感に仕上がるのもムースの良いところです。
アップバングスパイラルパーマとジェル
アップバングのスパイラルパーマにはジェルがおすすめです。
アップバングはドライヤーでしっかり乾かして前髪を立ち上げます。
後ろの髪も乾かしてからジェルを付けます。
ジェルは表面をなでるように付けると重くならずにスタイリングが出来ます。
根元からしっかり付けようとしなくてもオッケー。
パーマの良いところはスタイリングのしやすさにあります。
パーマをかけていることで根元から付けずに表面を付けるだけでセットがきまるのも良いところです。
アップバングの前髪だけは根元からつけて一日立ち上がりをキープしたいです。
ジェルはお風呂でシャンプーするときに一番洗い落としやすく頭皮にも負担が少ないので薄毛で悩んでいるメンズにおすすめできるアイテムです。
ジェルは昔から使っている方が多く40代でも抵抗なく使えると思います。
40代からのパーマはブラントカットで毛先に力強さを出す
毛先のカットで印象が変わる
40代のメンズカットをしていて気を付けていることがあります。
それは毛先をブラントカットで重めに作ることです。
毛が細くなったり、薄くなったりして毛先に20代のような力強さがなくなってきます。
なのでパーマスタイルでもブラントカットでわざと重めで毛先のパサつきを防ぎます。
重めスタイルのパーマは持ちがよくなります。
毛先がプリっとした質感だと若々しく見えます。
自分も40代だからこそ感じる所です。
パーマが好きで20代からパーマをかけてきましたが、30代後半になると毛先のパサつきや痛みが気になるようになりました。
自分で髪質の変化は感じにくいですが徐々に衰えているということなんです。
同年代の髪型をカットする安定感
同世代のメンズカットしていてると同世代の悩みがよくわかります。
- おでこが広がってきた
- 白髪が増えてきた
- ボリュームが出ない
- 眉毛が良く伸びる
30代から40代にかけて体の様々な変化があります。
髪型もその変化に対応した髪型にシフトチェンジしていく必要があります。
そこでおすすめしたいのが、メンズパーマなんです。
自分の髪型に対するストレスや、日々のスタイリングに対するストレス、いろいろな経験から提案したい髪型があるんです。
毛先のブラントカットや、頭皮に負担のかからないパーマ剤の選定、日々のスタイリング剤の選定。
悩みやどう見られたいなど、同世代なら話せる悩みもあります。
まずは白髪染めよりメンズパーマをすすめたい理由があります。