髪をショートにした後や髪型に飽きたから髪を伸ばしたいなんて方、いませんか?そんな方にオススメしたい髪を伸ばすための注意点(アドバイス)を男女別で書いてみようと思います。
何といっても毛先が傷んで切らなければならなくなると髪がなかなか伸びないですよね…。なので髪を伸ばしたい方は毛先のダメージケアを最優先にやったほうがイイです。
特に何をしないでも毛先が傷みやすい方、毛先が絡まりやすい方はサロンでやってもらう反応型のトリートメントや、流さないトリートメントなど十分に毛先のケアをしてあげると、理想の髪の長さまでストレスなく伸ばすことが出来ると思います。毛先が傷んでいない方でもサロンのトリートメントを定期的に髪にやってあげると髪が受ける外的ダメージから守りやすくなるので伸ばしやすくなります。
欲を言えばご自宅でされるシャンプーも洗浄力が弱めの毛先に負担のかかりにくいシャンプーを使うとベストです。
ボブスタイルから髪を伸ばしたい方は、形が崩れてくる頃に(多分カットから2~3ヶ月後)表面にレイヤーを入れてあげると、伸びていくときでもバランスが崩れにくく伸ばしやすい状態になります。
表面だけレイヤーを入れる分には長さは変わらないので切ったから短くなったという印象はあまりありません。なので扱いやすい程度に表面にレイヤーを入れるのは有効な手です。
肩から先に髪が伸びてくるとなかなか変化が少なく飽きてくるタイミングです。この時期に我慢しきれず髪を切ってしまう方多数です。(涙)どうしてもこの時期を乗り越えないと希望の長さまで到達できないのでオススメなのがヘアアレンジなどでごまかしたり、次に書くパーマをかける方法です。
ヘアアレンジはダメージも気にすることもなく伸ばし中に楽しめるいいアイデアだと思います。気分転換にもなりますし、髪の長さがあった方がアレンジはやりやすいので、切りたい衝動は抑えられるかもしれません。
どうしても飽きてきたら岩澤は毛先にパーマをかけることをオススメしています。パーマをかけると伸びかけの髪に変化をつけやすく、長さを切らなくても良いパーマをかければ伸びるまでの飽きを解消できます。ただ毛先にかけるので馴染みやすいゆるめのふんわりパーマがおススメかもしれません。(毛先にパーマをかけるとヘアアレンジもしやすく持ちがよくなりますよ)
もちろんデメリットもあって、ゆるめ弱めパーマでもダメージがないとは言えないのでパーマ後もダメージケアは必須になってきます。メリットデメリットは担当スタイリストさんと相談するとイイと思います。
男性は特に髪を伸ばすのが難しいと思います。ベリーショートから髪を伸ばすのは一苦労。そんな時はひとまずパーマをかけるのが手です。
ベリーショートならピンパーマ、ショート~ミディアムならゆるめパーマなど、伸ばしかけのぼさぼさ感はパーマでランダムに動かすほうがストレスなく伸ばせると思います。(岩澤もショートから伸ばすときは無理やりパーマをかけて伸びるのを待つという方法をいつも取っています)
男性でパーマをかけたことがない方はとても抵抗あると思いますが、一度かけるとスタイリングのしやすさや、そのスタイリングの一日の持ちが全然違うのでぜひ一度試していただきたいメニューです。
休日は帽子でガマンはめんどくさがりな男性でもやりやすい対処法かなと思います。その日のコーディネートと合わせて帽子を選ぶのもいいかもしれません。帽子をかぶっていればぼさぼさ感や寝癖でもスタイリングする時間も短縮できるので忙しい方には特にオススメです。
男性で髪が伸びたなぁと感じる所は耳まわりの毛が気になってきたら、と言う方が多くいらっしゃいます。仕事がら耳周りはスッキリしていないとダメ、など制約も多い男性の伸ばし中のカットはソフトツーブロック(内側を青くなるまで短くしないナチュラルなツーブロック)で耳周りの長さともっさり感を取るのは有効な手です。
ソフトツーブロックにしておけば全体の髪が伸びたときに自然に馴染んでくれるので心配ありません。髪の量が多い方など、伸びてきてボリュームが気になる方にも有効です。
毛の密度も人それぞれ違うのでソフトツーブロックはバリカンではなく、ハサミで様子を見ながら短くしていくと自然になります。
お客様一人ひとりの髪質やなりたい長さ、スタイル等違いますので、対処法は人それぞれかなとも思いますが、髪を伸ばすときは誰でも我慢の時期はあるんだなぁと思います。
そんなタイミングでご来店いただければ経験を踏まえたアドバイスが出来ますのでぜひご相談ください。
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