うちの美容室では今回、小学1年生の女の子の縮毛矯正(ストレートパーマ)をかけました。
髪の毛の事をいえば小学生未満のお子さんでも縮毛矯正をかけることが出来ます。
ただ気になるのは2.5時間から3時間の施術の間、座っていられるかだけです。
未就学の女の子でも施術中の時間座っていることが出来れば年長さんでもかけることが出来ます。
今回の小学生のお客様はまだ髪も柔らかかったのですが、小学校入学という事で自分で髪を扱いやすくするために縮毛矯正をかけることになりました。
小学校に入ると幼稚園と違って自分でやらなければならない事が多くなります。
体育の時間は自分で髪を結べるとやりやすくなりますし、授業中(座学)の時も顔に垂れてこないように出来るのが理想です。
髪のクセはサイドや顔周りの毛がうねりが強かったのが特徴です。
顔周りやサイドの髪は髪が細かったりしてクセが出やすい部分の一つです。
しっかりストレートになるようにかけさせていただきました。
アイロン施術終了時
アイロン施術終了時は毛先までしっかり熱を入れてかなり真っすぐな印象です。
小学生でも大人でも工程はすべて同じです。
薬剤をつけてアイロンしてまた薬剤をつけます。
子供だからと言ってアイロンを雑にやってしまうと縮毛矯正の持ちが悪くなりせっかくかけてもすぐに取れてしまいます。
しっかり一つのスライスごとに熱を入れて持ちのいい縮毛矯正しています。
でも、
ここまで真っすぐだと自然な仕上がりではないので毛先は少し柔らかくなるようにコントロールしてかけています。
仕上がりでは中間毛先まではしっかりクセを伸ばして小学生でも扱いやすく、毛先の4センチだけ自然になるように柔らかくかけました。
「今回はツンツンなり過ぎない縮毛矯正をかけてください!」
とお母様からのリクエストがあったので毛先は柔らかめに仕上げましたが、
毛先までしっかりストレートももちろんかけることが出来ます。
特に初回の場合は毛先処理がやりやすくなりますのでしっかりストレートか毛先自然ストレートかカウンセリング時にお伝えください。
子供にストレート縮毛矯正をかけるのは抵抗があるというお母さんもいらっしゃいます。
特にお母さんは縮毛矯正をかけたの経験がなくどんなものかわからないという場合たくさんの疑問が出てくると思います。
そんな方によんでいただきたく縮毛矯正の色々を書いてみました。
まず縮毛矯正を初めてやるタイミングはこんな時です。
梅雨時期は子供に限らずクセ毛や天パの人は扱いに悩む時期ですよね。
小学生になってだんだん髪もしっかりしてくると朝クセ毛を直すのが大変になってきます。
梅雨前に一度ストレートをかけてあげると扱いの難しい低学年のお子様でも簡単に結ぶことが出来ますよ。
高学年になると修学旅行や学校行事のお泊りのタイミングでかける方も多いです。
修学旅行でクセ毛や天パがコンプレックスでお風呂後恥ずかしかったり、アイロンをもっていくのが禁止の学校があったりと。
お風呂入った後のドライヤー問題ですよね…。
縮毛矯正を旅行前にかけると乾かす時間も半分になるし、濡れてもクセが出ることはないので学校行事のお泊り前にかける方も多いです。
※ただ、縮毛矯正のかけたては髪が安定しないので2日~14日前にかけるのをおすすめします。
かけたては濡れると独特なにおいもあるのです。(約2日間)
汗でクセがめだつ部活動を始めたタイミングでかけるお子さんも多いです。
クセが出やすい前髪やショートヘアのお子さんでもかけています。
特に中学生で初めて運動部に所属した時に毎日前髪や気になる所にアイロンをしても部活で汗をかいちゃうとクセが出てきてしまって嫌という子が多いです。
そんなタイミングで初めての縮毛矯正デビューをしています。
中学生、高校生で注意しなければならないのは 校則でパーマ、ストレートパーマが禁止かどうかです。
学校によっては、まれですが禁止の所があるので確認が必要だと思います。
ストレートパーマは定期的にかけてあげればバレることはないと思いますが、バレるバレないでストレスをためるのは嫌ですもんね。
お子様の髪が心配な親御さんによく聞かれる質問。
縮毛矯正の薬は頭皮にはつけずに髪に付けるので、今後生えてくる髪に影響を与えることはありません。
薬剤は頭皮から1~1.5センチあけて塗ります。
心配なくお子さんに縮毛矯正をかけれます。
なので大人でかけれる縮毛矯正は子供でもかけられるという事です。
プロ目線でいうと、小学生のお子さんの髪はまだ柔らかかったり、細かったりします。
子供に縮毛矯正をかけるときは優しい薬剤を使ってかけることがとても多いです。
子供に縮毛矯正をかけた親御さんにお願いしているのは自宅でシャンプーする時にトリートメントやコンディショナーをセットでやってもらう事です。
なんでかと言うと
縮毛矯正後の毛先は3ヶ月とか経ってくると傷みが出てきたりします。
薬剤を使って真っすぐにしているので日々のダメージで傷むのはしょうがない事です。
なのでダメージと持ちを考えるとトリートメントは毎日のルーティンとしてやっていただきたいのです。
(トリートメントやコンディショナーはお母さんがいつも使っているもので十分です)
一度かけた縮毛矯正、次かけるのはいつなのか?
頻度はどれぐらいか?
気になる所ですよね。
答えは
髪型とクセの強さによって差があります。
詳しく解説します。
年間2回です。
年間スケジュールとすると6月(梅雨時期)と12月(年末)にかければ大丈夫だと思います。
年間3回です。
年間スケジュールとすると6月(梅雨時期)と10月(秋)と2月(冬)にかければ大丈夫だと思います。
これぐらいのクセは4ヶ月に一回ペースがおすすめです。
こちらのお客様の事例を詳しく書いた記事も良かったらご覧ください。
クセが強いと根元がうねってきて気になっちゃうと思うんです。
気になってガマンできなくなるときがストレートパーマのかけどきなんですが、スケジュールとして外せないのが梅雨時期の湿気のうねりの解消。
つまり6月を基準にしてスケジュールを立てると簡単です。
髪が長いと髪の重さで根元のクセが出にくいです。
なので髪が長いとそんなに縮毛矯正をかけなくてもいいようになります。
クセが強くて縮毛矯正をずっとかけている方は感覚でわかっているところだと思います。
肩ぐらいの方はロングより持ちが悪くなるのでかけるペースが早くなります。
ただロングだとどうしても髪型の印象が変わらないのでミディアムぐらいで髪型を楽しみながらストレートをかけている方が一番多い印象です。
ボブからショートの方もだいたい4ヶ月ぐらいで縮毛矯正をかけると短い髪でもキレイに維持できます。
どうしても髪の重さでクセが出るのを抑制出来ないので頻度は高くなりますが、その分乾かすのが早かったり扱いの面で時間短縮になります。
結果、髪は長い方が縮毛矯正の持ちがいいのです。
頻度は髪質や髪型、ダメージ具合など、いろいろな要素があるので担当の美容師さんに相談が一番わかりやすいと思います。
メリーフヘアーでのお子さんの縮毛矯正の値段はこちらです。
※カット代は含まれておりません。
カット代は小学生、中学生、高校生で料金が変わりますのでメニュー料金ページでご確認ください。
お子様の縮毛矯正のご予約もお待ちしておりますのでよろしくお願いいたします。
more