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2020/01/21

縮毛矯正シャンプーはいつから?

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縮毛矯正をした方は毎回

  • ・「今日はシャンプーしないでくださいね」とか
  • ・「髪を濡らさないでくださいね」とか聞きませんか?

いろいろ理由があるので、

 

ちょっとスタイリスト歴18年の岩澤がわかる範囲で、(縮毛矯正の個人的な意見)その理由を書いてみようと思います。

 

 

縮毛矯正をした当日はクセが付きやすくそのクセが残りやすいから

縮毛矯正は髪に毛に薬を付けたり、アイロンで熱処理をしたり髪の毛の中でいろいろなことが起こっています。(化学式みたいなことが)

 

その縮毛矯正をしたばっかりの髪の毛は約12時間はまだ不安定な状態だとされています。

なので

 

縮毛矯正後シャンプー12時間はガマンが必要なんです。

なるべく仕上がりのストレートなままで一日過ごしてもらいたのです。

 

髪にクセがつく場合は大きく分けると2種類あります。

  • ・濡れた髪が乾いた時
  • ・ゴムで結ぶなどしたとき

 

 

 

その12時間の不安定な状態の時についてしまったクセはなかなか取れにくく、クセとしてそのまま残ってしまう可能性もあります。

 

せっかく縮毛矯正をかけたのにまたクセを付けてしまってはもったいないですよね。

 

乾いていても特にクセが付きやすくなる場合が

  • ・ゴムで結ぶ
  • ・耳にかける
  • ・ピンでとめる

などなど。

一日だけなので少し制約がありますが、ストレートな髪を長持ちさせることが出来る注意点です。

 縮毛矯正注意点

もしクセが付いちゃったときの対処法

 

もし、その縮毛矯正後の不安定な状態の時間にゴムで結んだりしてクセがついちゃったらどうすればいいか?

そしたら髪についたくせを取るように水で濡らして、乾かせばいいのです。

 

乾かすときはドライヤーでまっすぐに乾かせばいいので、わざわざストレートアイロンで伸ばす必要もありません(しっかりストレートがかかっていれば乾かすだけで真っすぐになります)。

 

24時間たてば、髪の毛もだいぶ安定してくるので、普段の生活状態(ゴムで結んだり、耳にかけたり)に戻って大丈夫です。

 

 

縮毛矯正した帰りに雨でぬれた髪の対処法

 

縮毛矯正の日が雨で帰りにせっかくかけた髪が雨でぬれてしまったら、自宅に帰ったらすぐにドライヤーで乾かしましょう。

 

雨が降っている時は湿気も多いので髪の表面だけでなく内側も乾いているかしっかりチェックしてフルドライをします。

 

特に表面や前髪などの顔周りは髪も柔らかく不安定な状態なのでしっかり乾かしてください。

自宅にストレートアイロンを持っている方は前髪はアイロンをかけなおしてもいいでしょう。(前髪が気になる人は)

 

しっかり乾かすことでまた髪が安定した状態に戻りますので12時間シャンプーを我慢するとなおよしです。

 

予約状況やスケジュールもあるので雨の日以外に縮毛矯正をかけるというのは難しい所もあります。

しっかり対処すれば持ちのいい縮毛矯正を楽しめますよ。

 

 

 

 

縮毛矯正後の当日は髪を濡らさないがベスト

大前提として縮毛矯正当日は髪を濡らさないのがベストです。

縮毛矯正をかけた後にわざわざジムに行って汗をかいたり、温泉に行ったりしないほうが髪にはいいです。

 

12時間〜24時間のガマンなので、その日はおとなしく髪の為に家にいることをオススメします。

 

縮毛矯正の薬は美容室で扱う薬の中でも強い薬です。

髪にも負担をかけるのは事実です。

そんな負担をかけた髪を労わることで、長持ちするツヤのある縮毛矯正が出来るのです。

 

 

縮毛矯正予約日が雨の日だったら

 

美容院に行く日が一日雨だったらテンション下がりますよね…。

 

でも、

わざわざ晴れの日に予約日を移動してもらうほど縮毛矯正の薬は不安定ではありません。

 

晴れの日でも雨の日でも縮毛矯正のかかりは一緒です。

 

ちょっと濡れたら家でドライヤーで乾かせば大丈夫なので安心してご来店ください。

汗をかいても大丈夫です。

 

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縮毛矯正をかけたい時期って梅雨時期が一番多いんですけど、

梅雨時期に雨の日じゃない日を予約する難しさはありますし、

 

よほど雨の日の縮毛矯正が気になるのであれば5月の梅雨前の天気が安定しているときに先行してかけちゃうのがいいかもですね。

 

 

 

 

縮毛矯正後耳にかけるのは大丈夫?

 これは会計時など、縮毛矯正後、くせで耳にかけちゃうお客様いらっしゃいます(笑)

 

これはなるべくならやってほしくないです。

耳回りの髪は全体の髪と比べ細いんです。

 

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細い髪はくせがつきやすいので耳にかけるとそのくせが残りやすいんです。

 

しかも、

もみあげなどのくせは、髪は細いのに、くせが強いので美容師さんも注意して慎重に縮毛矯正かけてる事が多いです。

 

せっかく縮毛矯正かけたのであれば、その日だけ耳にかけるのをガマンできればきれいな真っ直ぐを長持ちさせることができますよ。

 

すぐ耳にかけるお客様がいた時は

「今日だけは耳にかけるのはやめたほうがいいと…(涙)」

 と

お伝えします。

 

 

 

 

正確にはシャンプーしても濡らしても縮毛矯正の髪は大丈夫…だけど

 

縮毛矯正をした直後に伝える「シャンプーしないでくださいね」とか「濡らさないでくださいね」というのは実はちょっと言葉が足りないのです。

 

正確には縮毛矯正をした直後でもシャンプーをしたり濡れてしまっても大丈夫なんです。

(特例は除きます)実はシャンプーや濡れてしまった後の行動がとても大事なんです。

 

シャンプーしたり、濡れた後にしっかり髪の毛をしっかり乾かして、真っすぐな状態であればいいんです。

サロンでも縮毛矯正をした後にトリートメントなどをしていい状態で仕上げていますので、わざわざご自宅でまたシャンプーをしなくてもいいのかなぁ…と思ったりもします。

 

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髪の負担はカラーやパーマよりも多いとされている縮毛矯正(ストレート)、実際施術をする側もいろいろ考えます。

 

施術時間も長くかかるのでなるべくストレートでキレイな髪を長持ちさせたいと思う気持ちは一緒ですね。

 

 

 

縮毛矯正の次の日にアイロンをするのはオッケー

 

次の日にアイロン使ってください。

次の日、ドライヤー使ってください。

問題ありません。

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次の日は髪も安定しているので通常通りの生活でオッケーです。

流さないトリートメントをつけてください。

ワックスや整髪料も問題ありません。

 

 

縮毛矯正後のシャンプーを絶対してほしくない例外は

 

これはハイダメージ毛で縮毛矯正をかけた人です。

普通のカラーや白髪染め、コールドパーマなどはハイダメージには入りません。

 

 

ハイダメージとハイブリーチ毛などがそうなのですが、ダメージ毛に縮毛矯正をかけるときは普通の縮毛矯正より弱い薬を使います。

なので普通より不安定さが増しちゃうんです。

 

だからそんな人には

「絶対今日はシャンプーや髪を濡らさないでくださいね。」

とお伝えしています。

 

髪もギリギリの状態でしょうからね…。

 

合わせて読んでいただきたい記事

 

 

縮毛矯正で前髪ぱっつんをどう直す

 

縮毛矯正のデメリット