2013/12/31
男性必見!ワックス選びに困ったらこう買え!
男性なら一度は使ったことのある整髪料ワックス。
でもジェルやスプレーなどと違い同じシリーズで硬さなどバリエーションが多すぎて選びにくくないですか?
実際、「使ってみないとわからないよね…」と言ってはおしまいなのでプロが考えるワックスの選び方を伝授します!
みんなワックスの悩みは同じです
自分に合ったワックスは2個3個買って実際に使ってスタイリングしてみないとわからないですよね…。
しかもメンズのショートスタイルはカットしたての一か月は何とかスタイリング出来るけど、伸びるとワックスを使っても使わなくてもあまり変わらない…何てことありませんか?
髪の毛は一か月で1センチ、2ヶ月で2センチとショートスタイルの場合2ヶ月で全く別のスタイルになってしまいます。スタイリングの仕方も変わってしまいます。
長さが変わるので、髪を切ったすぐの時のベストなワックスと2ヶ月後のベストなワックスは正直変わってきます。
そんなとき、ワックスを2つも買ってられないし使い切らずに残ってしまう事もしばしば、出来れば髪が長くなっても同じワックスでスタイリングしたいですよね。
こんな買い方はいかがですか?
- 髪が短くても長くても同じワックスでスタイリングしたい
- ワックスを使い切りたい
そんな方はホールド力がノーマルのワックスを買ってみてはいかがですか?
正確にはハードとソフトの中間のワックスです。
ハードのワックスだとよく固まるのでショートスタイルにはもってこい! でも髪が伸びたときはワックスの伸びが悪く、全体にまんべんなく付けるのがプロでも難しいです。
一方でソフトのワックスは髪が長くなってきたときは伸びがいいのでつけやすく自然に決まりますが、髪を切ったばかりのショートの時はホールド力が弱く一日持たないスタイリングになってしまいます。
そこで程よく固まるノーマルのワックスを使って髪が短いとき、髪が伸びたときのスタイリングをちょっとしたコツで出来るようになりますよ!
伸びの悪いワックスはこう使うと便利です!
ノーマルのワックスはオールマイティに使えるのですが、例えばショートスタイルで動かすときはそのまま使って、ホールド力が足りないなぁと感じたら少し多めにワックスを使ってホールド力を補っていきます。
(ちなみにワックスは合計10グラム使う場合でも一度に10グラムを付けるのではなく、5グラムを2回に分けてつけると同じ量を使っても自然にスタイリング出来ます。)
そして、髪が伸びた2ヶ月後につける場合、今度はソフト系のワックスに近づけるために、適量を手に取ったノーマルのワックスをぬるま湯(水でも可)でとかし、なじませてから髪につけると、ワックスもソフト系ワックスに近くやわらかな使い心地になり、髪にもまんべんなく付けることが出来るので硬いワックスにありがちな付けムラを防ぐことも出来ます。
この使い方は応用が出来て、髪が傷んでいる人はワックスに流さないトリートメントを混ぜ、髪の補修とスタイリングを同時にかなえることが出来ます。(混ぜる流さないトリートメントはオイル系よりミルク系の方が混ざりやすいです)
午後になるとワックスを使っていると髪がパサついてくるのは水分量が足りてない証拠、そんなときは流さないトリートメントを一緒に使うのもありかもしれません。
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岩澤はパーマをよくするので毛先がパサつき気味、気になっていて試しにワックス+流さないトリートメントをやってみたらなかなかイイ感じにスタイリング、持ちも良く今ではこの使い方がマストになってます。
皆様の今年はどんな年でしたか?岩澤はクリスマス飲みすぎて二日酔いが大変でした。
来年も良い年になりますように!
2013/12/12
カラーの持ちをよくするためにするとイイ事
カラーの持ちは努力次第でよくなります。ご来店時に伝えきれないことをまとめてみました。時間のある時にでもご覧ください。
- 毎日髪を洗うシャンプーに気を遣う
- サロンでカラーをした後にご自宅でシャンプーをするまでの時間
- カラーと紫外線やコテ(アイロン)の関係性
- カラーをした後の髪のケア
毎日髪を洗うシャンプーに気を遣う
毎日髪を洗うシャンプーの洗浄力が強いシャンプーは洗うたびに色落ち度合いが強いです。
ほぼ毎日髪を洗う方がほとんどだと思いますが、毎日洗うと1ヶ月で30回、2ヶ月で60回とそのたびにちょっとずつ色落ちしてしまいます。その毎日使うシャンプーを洗浄力の弱いシャンプーを使うとその色落ち度合いが弱くなり、結果色落ちが遅くなり長く入れたカラーを楽しめることになります。
特にオススメしたいのが、弱酸性のシャンプーや髪似た成分のアミノ酸系シャンプーです。
髪の毛はもともと弱酸性で一番安定している状態なのですが、カラー剤はアルカリ性でその性質によってカラーの分子が髪の毛内部に浸透していくのですが、毎日使うシャンプーもアルカリ性(洗浄力が強いシャンプー)で洗っていると、汚れはよく取れるが髪の毛は負担がかかって色落ちが進んでしまうのです。 なので、シャンプー自体が弱酸性だと髪にも負担をかけず、マイルドに洗い上げてくれるのでカラー後のシャンプーには弱酸性のシャンプーが適していると言えます。
また、アミノ酸系シャンプーも性質として洗浄力が抑えられていてマイルドに洗い上げてくれます。アミノ酸は髪の主成分たんぱく質と特に似た成分で、シャンプーしながらも髪に必要な潤いは残したまま頭皮を洗い上げてくれる優しいシャンプーが多いのです。
正直、値段が安くないものもありますが、その分、頭皮汚れと髪の色落ち等負担をかけない優しいシャンプーが作られていると思います。
サロンでカラーをした後にご自宅でシャンプーをするまでの時間
カラーをした後の髪は24時間(できたら48時間)はシャンプーをしないほうが色落ちが少ないです。
カラーをしてから髪内部に浸透したカラー剤が安定するのには時間がかかるのです。その時間が24時間~48時間とされていて、その間はシャンプーでそのカラー剤が安定する邪魔をしないほうが定着率が上がります。当日はサロンでシャンプーするのでいいですが、2日シャンプーしないのはちょっと厳しい気もするので、翌日シャンプーするときはごしごし洗わずソフトに洗って、お湯もぬるめで洗うと髪にも優しくなります。
ちなみにカラーをした後、ジムのプールで髪が濡れたり、温泉に入って髪が濡れるのはちょっと避けたほうがイイです。プールは塩素でアルカリ性になりやすく、温泉も一般的にはアルカリ性のお湯が多いのでカラーの落ちが早くなってしまいますよ!
カラーと紫外線やコテ(アイロン)の関係性
肌が紫外線を浴びてダメージするのと同じで、髪も紫外線でダメージしてしまいます。そのダメージはカラーをした髪の毛も一緒のことです。紫外線を浴びると、カラーの持ちが悪く、色落ちが早くなってしまいます。「夏は色落ちが早いなぁ」「夏はすぐ表面がキンキン明るくなっちゃうなぁ」と感じる方も多いと思いますが、それは紫外線ダメージからくる色落ちかもしれまん。
コテ(アイロン)やドライヤーの熱にもカラーは弱くデリケートです。なるべくコテも最小限の温度で、ドライヤーも乾かし過ぎに注意すると長く色を楽しめると思います。カラーをした髪って思った以上に弱くデリケートになっていますよ。
カラーをした後の髪のケア
紫外線やドライヤー、コテ(アイロン)でも色落ちしてしまう事があるので、カラー後の髪のケアはぜひやっていただきたいです。
お店で反応型トリートメントでカラーの色落ちをなるべくしないようにしたり、ご自宅で流さないトリートメントなどで表面を守ることで外的ダメージから守りやすくなり、結果的に色落ちだけでなく髪にとっても嬉しいケアになります。
紫外線ダメージはUVカットのできる髪に使えるスプレーなどで紫外線をブロックしてあげてるといいと思います。ちょっと気を使うだけでサロンカラーを長く楽しめると思います。
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全部クリアしようとすると神経質になりそうですが、バージン毛よりカラーをした髪は何をするにもデリケートなので、優しく扱ってあげると髪もうれしいと思いますよ!
2013/12/04
カラーの色持ちをよくするのに気をつけていただきたいこと
髪の毛、せっかくカラーしたのに色がすぐ落ちちゃった、なんて経験ありませんか?
せっかく染めたカラーをちょっとしたコツで長持ちさせることが出来ますよ!
簡単にまとめてみました。
サロンでカラーをした後の過ごし方
サロンで髪を染めたその日はシャンプーはなるべく控えたほうがカラーの持ちがよくなります。
カラーをした髪の毛はカラー剤が髪の毛内部で安定するのに時間がかかります。その安定するまでの間はなるべく髪に負担をかけないほうがイイのです。サロンでもカラー剤をシャンプーでしっかり洗い流します。なるべく24時間(欲を言えば48時間)は濡らさないのがベストです。
温泉やジムのプールなどのお湯や水も髪に負担のかかるアルカリ性の場合があり、カラーの持ちを気にされる方は当日、翌日まで控えたほうがイイかもしれません。
もしシャンプーやシャワーを浴びて髪が濡れてしまったら、しっかりドライヤーで乾かしてください。濡れたままにしておくと髪も不安定な状態で髪も痛みやくすなります。
シャンプーに気をつかう
せっかく髪の毛内部で安定したカラー剤も毎日使うシャンプーの洗浄力が強いと色落ちの原因になってしまいます。
なるべく洗浄力の弱いシャンプーを使う、カラー専用のシャンプーを使うなどして、髪に負担をかけないようにするとカラーの持ちは違ってきますよ。
特にオススメしたいのは弱酸性の洗浄力の弱いシャンプートリートメント。髪に近いphだとカラーの落ちを最小限に抑えることが出来ます。毎日使うものだから、それだけ強い洗浄力だと毎日髪に負担をかけているのと同じことになります。
洗い流すお湯も38度から39度の少しぬるめのお湯がベストです。
紫外線やアイロンなどの熱もカラーの持ちを悪くさせている原因の一つです
カラーの持ちを悪くさせるのはシャンプーだけではありません。 外出中に浴びる紫外線や自分で使っているコテ(アイロン)などもカラーの持ちを悪くさせています。
外出するとどうしても浴びてしまう紫外線、その紫外線を浴びるだけでカラーが分解され退色してしまいます。特に紫外線が強い季節などは帽子をかぶったり、髪にも使える紫外線UVカットスプレーなどでケアをしたり、コテ(アイロン)を使う場合は使う前と後にしっかり流さないトリートメントなどを使用して髪に熱ダメージを与えないように注意します。オイルタイプの流さないトリートメントを使えば、被膜効果が強く紫外線対策も出来ます。
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カラーの持ち対策はカラー直後と次回カラーするまでの長期的な2種類、ちょっと気を付けるだけでぐっとカラーの持ちがよくなりますよ!
もともとの髪質でカラーの退色が早い方は、最初希望の明るさより1トーン暗めにカラーして長く色を楽しむなんて方もいらっしゃいます。
2013/11/21
30代を超えた男性はスキンケアがマストな理由
男性の30代は髪の毛だけではなく肌も曲がり角な年齢、そのスキンケア、メンズグルーミングの大切さをお伝えします。
30代だけではなく、40代50代と30代以上の男性にぜひやっていただきたいスキンケアです。
30代男性(メンズ)の肌の特徴
30代男性は20代と違って様々な肌の変化が出てきます。
まず男性は女性と比べると顔の皮脂が多く分泌され肌表面は皮脂の多い状態が長く続きます。皮脂が酸化すると汚れになりやすく、肌のケアをしてあげないと毛穴に詰まり黒ずみとなって肌トラブルが起きやすくなります。小鼻の黒ずみなども皮脂が関係しています。(朝顔を洗っても夕方には顔がテカテカで皮脂の多いコンディションになりますよね。)
同じ男性でも20代と30代では分泌される皮脂の量も変わります。驚きなのですが20代より30代の方が肌から分泌される皮脂が多いのです。男性は30代をピークに分泌される皮脂が少なくなります。
生えてくるヒゲも20代より30代の方が濃く、太くなる傾向にあります。毎日ヒゲを剃る方がほとんどだと思いますが、毎日ヒゲを剃る鼻下やあごは常に乾燥していて(Uゾーン)、額と鼻先は常に皮脂でベタベタ(Tゾーン)、ケアする特徴の違う30代男性の肌はとてもデリケートでスキンケアしなければならない肌なのです。
岩澤の実体験
岩澤も20代より確実に30代の方がヒゲが濃くなっています(笑)
学生から社会人になり毎日のようにヒゲを剃るようになり、Uゾーンの乾燥に悩むようになりました。特に冬は空気が乾燥していてヒゲを剃った後、かゆくなったり、粉をふくようになり個人的にスキンケアを学ぶようになりました。結局髭剃り後ローションやらミルクやらを付けると肌もつっぱらず、快適に過ごせるようになります。
でもベタベタするローションは嫌だったのでいろいろ探してメンズ専用のリフトアップミルクを使っています。
肌トラブルいろいろあると思います。まずは相談してみて下さい。アドバイスできるかもしれません。
男性のスキンケアの仕方
基本的にはヒゲ剃り後のデリケートな状態の時に行ってください
- シェーブローションをつけてヒゲを剃る
- ローション(化粧水)で水分補給
- ミルク(乳液)で肌を保湿
1シェーブローションをつけてヒゲを剃る
乾燥状態でヒゲを剃るのは肌に負担がとてもかかります。肌の保護、ヒゲの軟化を促してくれるシェーブローションをつけるのと毎日の肌のダメージが違います。
ひげそりのオススメの仕方はこちらをごらんください。 楽チンなヒゲそりのススメ
2.ローション(化粧水)で水分補給
ひげそりなどで乾燥した肌に水分を補給する目的でローション(化粧水)をつけていきます。ヒゲソリ後Uゾーンは特に乾燥しやすいので多めにつけます。軽くたたくようにして顔全体になじませると効果大です。
3.ミルク(乳液)で肌を保湿
ミルク(乳液)は化粧水をつけた後、保湿をする意味でつけていきます。優しく顔全体になじませるようにしてつけると保湿効果が上がります。乳液には肌を紫外線から守ってくれるタイプもありますので、季節に合わせて使い分けると肌の調子が良くなりますよ。
2013/11/20
流さないトリートメントの効果を最大限生かす方法
最近使ってる方も増えてきた流さないトリートメント、その流さないトリートメントは使い方によってトリートメント効果が弱まってしまう場合があります。
流さないトリートメントの使い方、知ってる方も多いと思いますが、復習と思って読んでみて下さい。
髪に流さないトリートメントを付けるタイミングは大きく分けて3つ!
お風呂からあがって髪をドライヤーで乾かすとき
一つ目はドライヤーで乾かす時です。
髪の毛で傷んでいるところは毛先ですよね。その傷んでいる毛先は傷んでいる分、他の所より乾燥しています。その乾燥している毛先に何もつけずにドライヤーで髪の毛を乾かしていくと毛先が先に乾いてしまいます。同じタイミングで根元付近はまだ乾いていないことが多いのでまだドライヤーを使って全体を乾かさなければなりません。その時毛先はより乾燥が進んでしまいます。
その乾燥しすぎる毛先をカバーしてくれるのが流さないトリートメントなのです。なのでドライヤーで乾かすときはぜひ毛先中心に流さないトリートメントを付けて下さい。
付けるときは髪の毛をタオルドライにして、濡れている状態で流さないトリートメントを適量手に取って毛先中心に塗布します。 粗めのクシなどでとかすと流さないトリートメントが少量でも髪にまんべんなく付けることが出来ます。 ドライヤーで乾かすときは(傷んでいる毛先が先に乾いてしまう)という事を頭に入れて根元付近から乾かすといいと思います。
ブロー後の仕上げに
毛先は外出中でも乾燥しがちですよね。その毛先の乾燥を抑えてくれるのがブローの仕上げに髪につける流さないトリートメントです。
ドライヤーで乾かす時と一緒で毛先中心なのですが、仕上げにつけるときは毛先プラス髪の表面に軽くつけてあげると、毛先のパサつき、広がりを抑えてくれるのと、表面の整ってない毛(通称アホ毛)がまとまります。
表面につけるときは軽くつけるのがポイントです。しっかり手に伸ばしてつけてあげるとまんべんなく髪につけることが出来るのでやりやすいです。
髪に流さないトリートメント付ける順番は最初に毛先を付けてから、次に手に残った流さないトリートメントを表面につけるようにすると表面に付け過ぎることもなく、自然仕上がります。
外出中にもつけてもらいたい
特に夏と冬、髪には負担のかかる季節です。
夏はやはり紫外線ですよね。5月6月から急に強くなる紫外線、その紫外線ダメージから髪を守ってくれるのが流さないトリートメントです。ブローの仕上げに付けてもその紫外線ダメージは日中外にいるだけで蓄積していきます。化粧直しのタイミングで髪がパサついているのか、状態をチェックして必要であれば軽くつけると紫外線ダメージを受けにくくなります。
冬は乾燥ですよね。ロングの方は特に静電気もおきやすくまとまりにくい髪になってしまいます。 そんなコンディションの時は髪もいたわるように外出先でも軽く流さないトリートメントを付けると髪の毛も喜んでくれると思います。
髪の毛先を大切にしていると、普段からまとまりやすい髪、広がりにくい髪になっていきます。ぜひ髪の毛先いたわってあげて下さい。